三島での個展の最終日、車で10分ほどの柿田川湧水池へ行ってきた。地元の人達の話では近年湧水量が極端に減っているらしい。実際に見ても確かに拍子抜けするほど少ない。市内の楽寿園という有料の公園でも池の水が干上がっていた。
原因はいろいろあるだろうが先ず富士山の降雪量の減少。それから山麓の工業団地。この影響は大きいだろう。それと近郊での人口増加も考えられる。三島からは横浜、東京へ新幹線通勤という手があるのだ。高層マンションだって建設中だった。
かつて日本は水の国と呼ばれ、水と安全はタダとさえ言われていたが、その二つとももはや危うい。ペットボトルの水とガソリン、いったいどちらが高いかな?砂漠の産油国の話ではないのに。