都内へ出たついでに東京ミレナリオを見てきた。会場の大手町界隈は予想以上のすごい人だかり。明かりに吸い寄せられる夏の虫のように、光を求める遺伝子は生物の中にしっかりと受け継がれているようだ。都会に人が集まってくる来る理由も分かった気がした。
この催しにはフェリーニの映画のセットのようなものを想像していたのだが、実際はイタリアというよりビザンチン?中世的な宗教色の濃い造形は今の時代の気分とも合っているのかもしれない。しかしそこは気になるところでもある。
音楽も何か(女性の歌?)流されていたが会場警備のハンドマイクがうるさくてほとんど聞き取れず。ここでも過剰警備。おまけにドームの先に見えるのは巨大なカラオケのネオン。夢に浸るのはむずかしい。