♪ 夜明け間際の吉野屋では 化粧のはげかけたシティ・ガールと
ベイビィ・フェイスの狼たち 肘をついて眠る ♪
♪ 向かいの席のおやじ見苦しいね ひとりぼっちで見苦しいね
ビールをくださいビールをください 胸がやける ♪
♪ あんたも朝から忙しいんだろう 頑張って稼ぎなよ
昼間・俺たち会ったら お互いに「いらっしゃいませ」なんてな
狼になりたい 狼になりたい ただ一度 ♪
中島みゆき「狼になりたい」 途中略
中島みゆきを初めて意識したのはこの歌を聴いてからだったと思う。20代の女性がこんな詞を書いていることに驚いた。1979年ころ、まだコンビニもなかったはず(たぶん)。このころから吉野屋は24時間営業だったのかな。狂牛病だなんてSFですら想像出来なかった時代。
♪ 俺のナナハンで行けるのは 町でも海でもどこでも
ねえ あんた 乗せてやろうか
どこまでもどこまでもどこまでもどこまでも ♪
当時オートバイに熱中していて、ちょうどナナハンに乗っていたこともあり、そのこともあってこの歌は記憶に残っている。CDでもあればもう一度聴いてみたい。
オートバイといえばチェ・ゲバラの青春時代を描いた映画があるらしい。「モーターサイクル・ダイアリーズ」。製作はロバート・レッドフォード。医学生だったゲバラが故郷アルゼンチンからチリ、ペルー、コロンビアへとオートバイに乗って旅をするロードムービーとか。これは久しぶりに見てみたい映画。
ゲバラで思い出すのは高校時代の体育祭でゲバラの大壁画を描いた人。池田クン。あのころは幕末の坂本竜馬、高杉晋作と同じようにゲバラは現代のヒーローだった。その池田君もすでに故人だ。