2005年03月01日

トチ

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 今日から3月。気温は低いが日差しには力強さが出てきた。
 本焼のときに使うトチ。この上に皿などをのせて焼く。普段はこんな丁寧な焼き方はしないが、久しぶりに大皿を焼くので50個ほど作った。

投稿 : shuzo MARUTA : 2005年03月01日 23:43
コメント

道具としてのトチは、大皿を支える裏方なわけですが、こうして並んでいるのを見ると、これらもまるで作品のようのにきれいですね。大皿、がんばってください。

コメント by: honey : 2005年03月02日 11:13

昔、窯跡を訪ねてまわっていた頃、肝心の陶片以上に惹かれたのが窯道具でした。棚板、サヤ、トチなどは何度も何度も高温で焼かれてどれもいい色をしていました。そしてなにより当時の工人たちの手の動きや息吹さえもが生々しく感じられて、時間の感覚を忘れるほどでした。
その中から生まれた「やきもの」はたしかに宝石のようなものなんですが、それを支えて生み出すに至るまでの眼には見えない膨大な手の動き、時間、そんなものにも思いをはせていました。懐かしく思い出しました。

コメント by: shuzo MARUTA : 2005年03月05日 02:45