若い頃は桜が苦手だった。ピンク色の花がどうも照れくさくて、なるべく避けるようにしていた。今ではそんなこだわりもなく桜の開花を素直に喜べるようになってはいるが、それでも満開の桜並木の下ではかすかながら居心地の悪さを感じることがある。
その点、山桜はいい。野性的で群れない姿。そしてなによりその白い花が。
京都の植木職人の長老がおっしゃていた話です。桜は満月の夜が最も美しく花開くと、、、、山の中の一本の山桜、西日に映えて、風に乗って、月灯りのなかを散るさくら、桜の樹の下には、、、を思い浮かべてしまいますね。花吹雪の季節ですねー。
コメント by: さいれんと : 2005年04月10日 18:57めんどうくさい話で恐縮ですが。僕のコンセプトスケッチ「膿と痂」の旧題は、桜の樹の下から発想して「桜花腐肉」だったんです。
オフィスは御苑を前にした7階なんですが、昨日はそれよりも高く花びらが舞い上がっていました。
今朝も満開です。
桜吹雪といえば豊田勇造の「桜吹雪」でしょう。
♪ 四月の初めは夕暮れのこと/風があんまりなまめかしくって/ぶらっと外へ出てみたら/春は薄い桃色霞/川のあたりをぼかせてみせる/夕暮れもぼかせてみせる/人通りはあんまりない/桜吹雪 ♪
京都、東山。哲学の道沿いの桜並木。情緒ですね。
ピンク色の桜にはなにかしら体温を感じることがあって、その辺がどうもね、苦手だったのです。
むむっ! なかなかいい歌詞ですね。
コメント by: az+usa : 2005年04月12日 12:13豊田勇造のうた、一度聴いてみたいと思っていましたが
ますます興味深々です。
歌詞はまだ続きがあるので(四番まで)、そのうち全部アップいたしませう。
コメント by: shuzo MARUTA : 2005年04月13日 15:00