2006年12月13日

ASIK VEYSEL

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 去年トルコへ行った時、イスタンブールの空港で買ってきた3枚組のCD。単純なサズの弾き語りが聞きたいと思って探したらこの人のものが何枚かあった。
 盲目の詩人で歌と演奏は高橋竹山によく似ている。あるいはミシシッピー・ブルースとか。解説もほとんどなく歌詞もまったく分からないのだが歌というより叫びに近い。生きることの苦しみ、存在の悲しみ。寒くなってからよく聞いている。これも人類の遺産とすべき歌だと思う。できれば歌詞を知りたい。
 なおASIKのSは下にヒゲの付いたトルコ文字なので表示はできないが発音は”sh”。したがって日本語での読み方はアシク・ヴェイセルでいいと思う。

投稿 : shuzo MARUTA : 2006年12月13日 23:58
コメント

ノーベル賞を受けた売国者オルハン・パメックの本が翻訳されたけど、トルコ人気が高いアシク・ヴェイセルの詩が翻訳されない。売国者ならきっと翻訳されるけど。私もアシク・ヴェイセルの詩を日本語で読みたい。悲しい。

コメント by: アリー : 2007年02月08日 03:42