2007年01月23日

銀座の大七

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 日本酒は生ものなので蔵元を出荷されたあとの管理の仕方で味がまったく変わってくる。たとえばこの「大七」。銀座の量販店で買ったものと昨年小田原のショッピングセンターで買ったものとは全然違っていた。もちろん銀座のものが良かった。もしかしたら管理だけではなく何か他の理由もあるのかもしれない。柔らかく奥行きがあり滋味に富む味わいは日本酒の王道。近くでは扱っている店が少ないので「大七純米」はささやかな極私的銀座土産なのだ。

投稿 : shuzo MARUTA : 2007年01月23日 23:47
コメント

これは、どこの酒ですか?
わが家の近くに弱小のスーパーがあり、そこに入っている酒店は、店主が熱心で、品目いろいろ。珍しい銘柄ばかりですが、そこにもありませんでしたねえ。

暮れの25日、外では禁じ手にしている日本酒(菊姫)をしこたまのんで、レロレロになりました。よくぞ家まで帰れたものです。
でも、家で飲むなら、日本酒やよし。

久々に下北沢の「宮鍵」へ行ったら、すっかり値段が高くなっていましたよ。

コメント by: 浜野酩酊 : 2007年01月31日 23:02

浜野さん、お久しぶりです。ご無沙汰しています。
大七は福島の酒です。二本松市。
菊姫より多少軽快ですね。最近はこれが一番気に入っています。
下北沢の「宮鍵」、良かったですねえ。また行きたいと思ってました。値段が高くなっていたのは残念。でも家賃、人件費、原材料などなど。一つの店を維持していくのはそれなりに大変なのでしょう。
もしかしたら代が変わったとか経営者が変わったということもあるかもしれません。

ところで昨年夏のダッタン蕎麦、まだでしたね。
二月、三月はヒマなので声をかけてください。
福島から送ってもらった玄蕎麦も残ってますから食べくらべもできます。

コメント by: shuzo MARUTA : 2007年02月01日 01:50

そば粉の主とは、その後いろいろあって、疎遠になってしまいましてね。まあ、なんというか、つなぎが切れたとでもいったところです。

「宮鍵」は、要は客数が減ったんだと思いますよ。あの日も、6時に入って場所を確保。じきに満員になりましたが、遅れてやってきた相手と話しているうちに、気づくと客はぼくらだけ。それが9時ぐらいでした。
なんだか淋しくなって、近くの「ストーリーズ」へまわって、70年代ロックのレコードを聴いて帰ってきた次第でありました。

「大七」はいまだ見つからずです。デパートにでも行ってさがすかな。

コメント by: 浜野酩酊 : 2007年02月05日 17:20

客が減ったのが先か値上げになったのが先か。昭和レトロの雰囲気はシモキタの街には合わなくなってしまったんでしょうか。客もまばらな古い飲み屋、たしかに淋しくなりますね。
「大七」はやっぱりうまいです。でも置いてある酒屋が少ないですね。そのうち「田酒」のようにプレミヤ価格で販売されるようになるかもしれません。
蕎麦はまた別の機会に是非。

コメント by: shuzo MARUTA : 2007年02月07日 01:59

やっぱり大七を見つけにゃあかんな…という感じですね。
でも、見つかりにくいほうが、味が保たれるという面はやっぱり否定できないでしょう。とにかく、売れたらオシマイということがありますから。歌も、そうですけれど。

今月はヒマなので、今日は夕方からちびりちびり。宮城の「初霜」。なかなかうまいです。沢の井のちょっと高級なやつに近いかな。

何年前だろう、新緑の季節に沢の井の小澤酒造の経営する豆腐料理の店「ままごとや」で川面を眺め、陽光を浴びながら亡くなった義理の父と沢の井を高い特吟から順に値段の下へとのんでいったことがありました。酒はやはり値段で違う、ただし特吟がいいとは限らないと思いましたが、うーん、あんなふうにのんびりと酒と料理を楽しみたいものです。

コメント by: 浜野酩酊 : 2007年02月07日 19:13

澤の井の蔵元へは15年程前に一度行ったことがあります。寒い冬晴れの日。駅をおりたら糀の匂いが漂ってきてそれだけでシアワセな気分になりました。エメラルド色をした多摩川の水にも驚きました。
当時は食事処などはなにもなかったような気がしますが今はずいぶん変わったようですね。

コメント by: shuzo MARUTA : 2007年02月08日 15:20