北京オリンピック開催中ではあるが8月は半世紀前の戦争を思い起こす季節でもある。この時期は各テレビ局で戦争関連の番組が恒例だが今年は特にNHKのドキュメンタリーが出色だ。今夜放送された「日本軍と阿片」。これまで戦争体験を記憶に基づいて語る人は多かったがこのように数字で明らかにされると説得力が違う。日中戦争を進めた日本軍(関東軍)の戦費が阿片でまかなわれていたという事実。中国を阿片漬けにしてその利益を吸い上げる。それまでイギリスがやっていたことを場当たり的にまねしたわけだ。
当時の日本の支配層は国民に対しては大東亜共栄圏の理想論を説きながら現実にはアジア諸国の植民地化、奴隷化を目指していたということ。(8/20追記)
投稿 : shuzo MARUTA : 2008年08月17日 23:58こんばんは、戦争は本当に恐ろしいですね。
いま、高知で「マンダラアートで平和憲法ありがとう展」
http://www1.ocn.ne.jp/~takeyosi/mandala/osirase.html
と言うのをやっています。
「戦争という状況」は、どんな人間をも「人間でなくしてしまう」そんな状況みたいです(その状況に入ってしまったら、僕だってそうなってしまうのでしょう。人間魚雷にだってなっちゃうかも・・・)。
そんな状況をつくるのは、貨幣が生まれて以来は貨幣を強くするため。それも貨幣の味を知ってしまったか、それに憧れてしまった人たち(権力者か貧乏人かの、どっちか)のせいではないか。と、そんなカンジがしてます。
最近、いろんな政治屋の口から「当たり前でしょう!なんか文句ある?」というカンジで出てくる「国益!」というナショナリズム?の言葉は、ほんと頭にくる。
せめて、地球内(宇宙内とまでは言えないが)の生命の多様性=オリジナリティ(生命だけじゃなくて人間だって)を大切に、あるいは珍重しなければ世も末か、と思ってます。
「国益」みたいな、自分勝手で了見が狭くて説得力ありそうな言葉こそが「戦争という状況」を醸成してきたように思うのです。
このコメントがエラーで2度も書き直してしまいました。どうも、メールアドレスを入れないと送信されないらしいんです。もしそうならば、この書き込みの欄に注意書きしてほしいんですが(おかげで、焼酎をもう一杯飲んでしまうことになりましたです)。
久しぶりに、失礼しました!