ホンダがF1から撤退するとのニュース。淋しくはあるが当然の判断だとも思う。ここ数年は成績が低迷し枯れ木も山のなんとやら状態。「こんなはずじゃない」という思いは観客だけではなく当事者たちも感じていたことだろう。どうしてこういうことになってしまったのか。
もしかしたらHONDAという会社自体が自動車への情熱をなくしているのかもしれない。最近ではロボットやジェット機へと進出しているが技術者にとって常に新しい分野へ挑戦することは魅力的だろう。しかしそこで本業がおろそかになってしまった。ハイブリッドではトヨタに先を越され、電気自動車では三菱に遅れをとった。軽自動車でもスズキやダイハツに抜かれている。このままでは自動車メーカーとしてのホンダの将来は暗いのではなかろうか。