2009年04月17日

痴漢裁判

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Olympus E300 + Zuiko Digital 35mm/f3.5 macro

 電車内での痴漢行為でどこかの大学の先生が逮捕された事件。最高裁で無罪判決が出るまで3年もかかったとのこと。まあ、ご苦労さま、といいたいがこうしたニュースを聞くたびに不思議に思うのはなぜ鉄道会社の責任は問われないのか、ということ。人間を荷物同様に扱いつづけて戦後60年以上。ラッシュ時のすし詰め状態は一向に改善されていない。この状態をいつまでも「仕方がない」とあきらめていてはいけないと思うのだ。日本の社会は個人には厳しく組織には甘い。痴漢行為を擁護する気はまったくないがこの裁判は見方を変えれば被告、原告共に鉄道会社の被害者でもある。

投稿 : shuzo MARUTA : 2009年04月17日 23:42