書道(カリグラフィー)というのはあらゆる造形芸術の基礎だと思っているのだがときどきニュースで目にする中央省庁の看板文字には気になるものが多い。まず文化庁。個人の書としては面白いが組織の看板としては不適だろう。看板は組織の顔であり顔はその内実を表す。看板はその内部の人間の精神にも作用し士気や意欲にも関わってくるのだ。
省庁の看板文字は発足時の大臣、長官が書くことになっているらしい。とすると文化庁の看板は初代長官の今日出海か。何か口実を作って早く書き直したほうが良いのではなかろうか。さもないとまた高松塚壁画のような大失敗をやらかすかも。
隣りの文部科学省は町村信孝なのかな?こちらは個性も面白みもない。外見だけで中味空っぽ。
写真はwebから拝借。
投稿 : shuzo MARUTA : 2009年09月18日 23:59