古代(古墳時代)の器についてずっと疑問に思っていたのが中央部の段差。蓋ものというわけでもないのにどうしてこんな段差があるのか分からなかったのだ。 ところが今日、大磯町の郷土資料館でじっくり観察しているうちに瞬間的にひらめくものがあった。古代の人々の細やかな感覚、造形的な美学、さらには製作技術やそのプロセスまでもがありありと目に浮かんだ。 こんど実際に製作してそれを証明してみよう。