さて、混迷の東京オリンピック。日にちが経つごとにさらに泥沼化が進み、もう目を覆いたくなることばかり。この沼は底なしだ。沼に沈むのは責任者だけにしてほしい。と言っても責任者というのがいったい誰なのかはっきりしないけど。
開催都市東京の都知事は病院に雲隠れ。コロナ対策の専門家会議は責任逃れのアリバイ会見。そして最後の頼みの綱、皇室からはダメ出しされる始末。それになにより国民から支持されていない。
コロナ禍の猛暑の日本で海外から何万人もの選手、観客を呼んでスポーツイベントを開くなど正気の沙汰ではない。たしかにここで中止を決断すれば無様だ。しかし、このままずるずると進めばさらに傷は深くなるばかり。その傷はやがて大きな悲劇につながるだろう。まだ間に合う。決断すべし。