若芽

 早いもので二月ももう半ば。月初めには大雪に見舞われたけどここ数日は暖かい。山の雪もだいぶ融けてきて桜の若葉がフライング気味に開き始めている。まだまだ寒い日は続くだろうけど少しずつ春の気配も感じられるようになってきた。

花芽

 おそらく辛夷だと思うけどこれから本格的な冬だというのにこれだけ花芽を伸ばしている。気が早いというか準備がいいというか、あるいはエネルギーが満ち溢れていて我慢できないのか。ここは標高800m。冬は氷点下10度くらいまで下がることがあるんじゃないかな。たくましい。

立ち姿

 車で移動することが多くなり走行距離も伸びた。以前より二倍以上増えたんじゃないかな。ハンドルを握る道すがら、ときおり印象的な立ち姿の木々に出会う。何度も目にしているとそのうち馴染みになったように「やあ、元気かい?」と声をかけたくなる。この木は秦野市三廻部の山道沿い。桜だろう。グーグルマップに2012年に撮影された画像があった。こちら。5年でだいぶ大きくなったようだ。

種子

 下から見上げたら何か白い花が咲いているように見えたけどよく見たら種子の綿毛だった。これから風に乗って飛び立つ準備なんだな。いろんな木々にまとわりついて旺盛に繁殖する蔓性の植物。名前は分からない。

身を捨ててこそ

 今回の選挙では大勢は動かなかったけどその中でもキラリと光るものはあった。一つは共産党が自党の候補者を取り下げるという決断をしたこと。もう一つは立憲民主党の立ち上げ。両者に共通するのは今の状況に対する深刻な危機感だ。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。今後の更なる発展を祈りたい。それに比べて民進党から希望の党へ鞍替えした面々のなんと浅はかなことか。政治より自己保身でしたね。