れいわ2議席

 山本太郎のれいわ新選組が参議院で2議席獲得。誕生間もない政党が知名度のない中でよく頑張った。生活者の視点に立った経済政策を中心に訴え、それが大きな共感を持って受け入れられた。快挙。
 当選した二人は共に重度の障碍者だけど頭脳明晰のうえタフな精神力の持ち主。これから国会は変わっていくだろう、というか変わらざるを得ない。それも目に見える形で変わらざるを得ない。希望はまだある。

ひれいはれいわ

 参議院選挙が公示された。今回の目玉は山本太郎のれいわ新選組の旗揚げ。小政党なのでマスコミでは報道されないけど日本の政界に灯った一筋の光だ。候補者は10人。皆さん強烈な個性があって魅力がある。できれば全員当選してもらいたい。内訳は東京選挙区に一人。残りの9人は全員比例区。というわけで日本全国「比例はれいわ」で決まりなのだ。

お笑い、東京オリンピック

 3年前から疑惑が報じられていたけど、いよいよフランス検察が東京五輪招致汚職容疑でJOC竹田恒和会長の訴追手続きを開始。こちら
 新国立競技場にまつわる前代未聞のゴタゴタ。エンブレム問題。7月真夏開催という異常な日程などなど。日本オリンピック委員会とそれにまつわる面々のお粗末ぶりにはあきれていたけどここにきてまた新たな一項が加わることになった。
 スポーツは好きだし選手の皆さんには敬意を抱いているけど運営組織については怒りを通り越してもはや冷笑しかない。というわけでお笑い、東京オリンピック。これからもまだまだお笑いのネタが出てくる予感。

 2019年、年明けウソ列島
1、NHK日曜討論で安倍晋三日本国内閣総理大臣「土砂を投入している区域のサンゴは移植しており、砂浜に生息する絶滅危惧種を砂ごと移す努力もしている」と発言。こちら
2、厚労省が勤労統計偽装。こちら
3、早野龍五・東京大名誉教授らが放射線量を三分の一に過小評価する論文。こちらこちら

新年早々、これだけのウソが発覚。政、官、学そろい踏み。まあよく落ちぶれたものだ。しかし、これらのウソが発覚し、記事になっただけでも良しとすべきかも。

魚は頭から

 自分が生まれ育ったこの国がここまで無残に愚かしく落ちぶれていくのを見るのは辛い。
 官庁の中の官庁とまで言われてきた財務省で公文書の書き換えが明らかになった。さらにはそれを国土交通省も知っていたことも。そしてさらになんと会計検査院までもがとっくに気づいていながら今日まで何もしなかったことも判明。
 国は言葉で成り立っている。極端なことを言えば国は言葉で人を殺すことさえできる。たとえば死刑判決。国の言葉はそれだけの重みを持つ。その言葉を役人が官庁挙げて改竄、偽造するなんて。改竄個所を見ればそれが何のための誰のための改竄だったのかは明らかだ。魚は頭から腐っていく。まだ間に合うだろうか。

身を捨ててこそ

 今回の選挙では大勢は動かなかったけどその中でもキラリと光るものはあった。一つは共産党が自党の候補者を取り下げるという決断をしたこと。もう一つは立憲民主党の立ち上げ。両者に共通するのは今の状況に対する深刻な危機感だ。身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。今後の更なる発展を祈りたい。それに比べて民進党から希望の党へ鞍替えした面々のなんと浅はかなことか。政治より自己保身でしたね。

台風の夜

 超大型の台風が接近中。今日から本焼きの予定だったけど停電の可能性もあるので明日からに延期した。現在、丹沢山中は雨風ともに穏やかで嵐の前の静けさ状態。ピークは明日の未明から早朝かな。道路が通行止めになることもありそうだ。予定が狂うな。衆議院選挙の結果が気になるけど明日までお預け。

共謀罪2

 参議院で共謀罪法案可決。審議の内容から票決に至るまであまりにもお粗末。与党による数の暴力。ルール無視。国権の最高機関であるはずの国会がこんなことになっていたんだな。アベ政権になって4年半。よくぞここまで落ちぶれたもんだ。この内閣の構成員の名前はしっかり憶えておこう。https://ja.wikipedia.org/wiki/第3次安倍内閣_(第2次改造)

共謀罪

 共謀罪法案は恐ろしい。関東大震災の後の治安維持法をそのままなぞっているようで暗澹となる。彼らが目指しているのは社会の階層化とその固定化だ。特定秘密保護法はその第一歩だった。下り坂を歩む日本の中で限られた富と権力を限られた者たちだけで独占しようと言う強欲。テロ対策などというのは真っ赤な嘘。