英国の国民投票でEU離脱派が勝利。これは予想外だった。順調に見えたEU内部にも不満やひずみが溜まっていたんだな。これからヨーロッパではいろんな動きが表面化してくるだろう。アメリカの大統領選挙も気がかり。そして日本の参議院選挙はさらにさらに気がかり。
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参議院選挙1
参議院選挙公示。今回の選挙は間違いなく歴史の分水嶺となる。自分が生きてる間にこんなに重大な局面が訪れるとは思いもしなかった。なにとぞ愚かな選択となりませんように。
「怒りは限界を超えた」
「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」主催の沖縄県民集会に6万5千人が参加と。プラカードには「怒りは限界を超えた」って、すごいことになってるな。
選挙の季節の始まりにまず沖縄が動き出した。このうねりはやがて首都にも届くんじゃないか?
辞職
マスゾエ氏はあっけなく辞職してしまった。裏でどんな力が働いていたのかは知る由もないけどオリンピックの話が多く出ていたところをみるとやはり東京五輪がらみの利権(お金)だったのかも。
あるいはマスゾエ騒動を騒ぎ立てることでこっそり隠しておきたいことがあったのかも。
考えられるのはまず来月の参議院選挙。今回の選挙は都知事選挙などとは比べようがないほど重大な選挙になる。結果次第では世の中の様相が一変するだろう。憲法を変えるというのはそれほどのことだ。
マスコミ報道をマスゾエ一色にすることで参院選への国民の関心をそらし、投票率を下げさせる。投票率が下がれば与党に有利になる。
二番目はアベノミクスの惨状を隠すため。これについてはまたあらためて書きたい。
三番目はオリンピック招致疑惑。2億数千万円の裏金、買収疑惑はどうなったんだ?
四番目は甘利問題。現職の経産大臣が大臣室で業者から現金を受け取っていながら何の罪にも問われないという理不尽。
日本のマスコミに接するときは彼らの報道の間から「彼らが何を伝えてないか」を読み取る必要がある。ややこしいことになってきたな。
お笑い、マスゾエ狂騒曲
マスコミによるマスゾエ・バッシングがいまだに続いているようだな。叩けるとなったら有無を言わさず寄ってたかってたたく。まさにイジメの構図。なにか法に触れるような悪事でも働いたのかな?
これだけ叩かれるということは逆に言えばそれだけ利害関係者が少ない(いない)ということではないの?つまり贈収賄などからは無縁のクリーンな政治家ということかも(深読みだけど)。
たしかに都知事選挙のときは政権与党の自民、公明の推薦を受けてたけど知事になってからは政府とは距離をとっている。たとえば憲法についてはこの記事。予算についてはこの記事など。
さらに言えば都知事選挙にかかる経費は約50億円とか。辞職となればイシハラ、イノセと三代続けて任期途中での辞職、選挙。まあ、東京都民の皆さんはなんと太っ腹というか移り気というか。辞職を迫るのもいいけどでも辞職を迫る前に彼らを選んだ有権者責任ということも少しは考えられたらいかがでしょうかねえ。
お笑い、東京オリンピック1
エンブレムのゴタゴタ騒ぎに始まり、新国立競技場のどんでん返し。さらに予算額は当初の6倍以上の1兆8千億円にふくらみ、今後もさらに増加する見込みとか。そこへもってきて今度は招致活動における裏金、賄賂、ワ、イ、ロ。
これはもう怒りを通り越してあきらめも通り越してただただ笑い飛ばすしかありません。
安保法制施行
ミサイル?
北朝鮮がミサイル発射だって。だけどこれはどうも宇宙ロケットと呼んだほうが良さそうだ。先端部分はすでに衛星だか宇宙ゴミとなって地球の周りを周回しているとのこと。これをミサイルというのなら「下町ロケット」もこれからは「下町ミサイル」と呼ばないといけない。
この騒ぎで一番はしゃいでいるのがアベ官邸じゃないか?危機をあおって憲法改変にまっしぐら(ニコニコ)。軍需企業も防衛予算増大でウキウキ。マスコミも視聴率が取れてウハウハ。まったく茶番劇。
そんなものより原発を50基以上も抱えてる国の地震のほうがよほど怖いよ。