homemy favorites おすすめ日本酒ベストセレクション> 旧日記・酒記事集


冷酒

 台所の排水が詰まってしまってレンジのまわりまで水浸し。あー憂鬱。半日がかりでようやく修復できたけど、くーたびれたー。あとはなにもやる気せず。
 夏はビール(発泡酒も)のはずなのに、こう寒くては調子もでない。日本酒は久しぶりだけれども、やっぱりいい。

2003/7/30


三岳

 体質のせいか酒は醸造酒(日本酒、ワイン、ビールなど)を飲むことが多いのだが、蒸留酒も嫌いではない(ただし量は飲めないが)。
 この三岳(みたけ)は屋久島の焼酎で原料はサツマイモ。イラストレーターを目指しているT君の鹿児島土産。地酒ならぬ地焼酎というべきか。まろやかでなかなかうまい。度数は25度と高くないので、そのままストレートでもいいし、もちろんお湯で割ってもいい。
 もう一つ最近発見したのは、焼酎にも焼き締めの器が合うということ。写真の器は焼き締めのぐい飲みだけれども味がさらにまろやかになる(ような気がする)。お湯割りも焼き締めのビールグラスのほうが、ガラスのコップで飲むよりおいしいようだ。不思議。

2003/7/2


ドイツビール

 酒の量販店へ行ったら珍しくドイツビールがあった。泥臭いほどのクセのある香りが最初は気になったけれども、すぐに慣れた。麦芽とホップだけというドイツビールの基本が守られていて好ましい。平均点主義で飲みやすい日本のビールとは別世界。こういう頑固な味は好みなのだ。値段は発泡酒よりちょっと高め、国産のビールより安い。この夏はこれでいくかな。

2003/6/24


ビールグラス

 陶器なのにグラスとはこれ如何に。なかなかいい呼び名がないけれども、要するにビールをおいしく飲むための器。
 一番大事なのは土で、ずいぶん試行錯誤を続けたけれども、近年はこれに落ち着いてきている。この土のブレンドだけはマル秘なのだ。ポイントは泡立ちの良さ。大きな泡ではなくミクロの泡。そして口当たりの良さ。さらには衛生的であることも必要。
 2003年バージョンは安定を良くするために、ほんの少し足をつけてみた。近々、shopにも登場します。

2003/6/3


ぐいのみ

 本来は小皿として作られたものだろうが、大きさと形がちょうどいいのでぐいのみとして使ってみた。3本の足が付いているので手に取りやすく、おさまりもいい。素直な口づくりにも好感。作者は葉山在住の広田千悦子さん。現在、写真家のご主人と一緒に自宅展の最中。こちらは5日まで。

2003/5/1


にごり酒

 菊姫といえばいわずと知れた北陸の横綱的酒蔵だが、飲む機会は意外と少ない。これは行きつけの酒屋の冷蔵庫で見つけた菊姫のにごり酒。こんなものも造っているんだな。味は見た目以上にさっぱりしていて酔い心地も良好。
 そういえばインドネシアのバリ島にも同じようなのがあった。ブレムとかプレムとかいっていた。要するにどぶろくかな。今年はウチでも造ってみたい。それはともかく、これで一升2千円。ま、栄養ドリンクと思えば高くはない、、、か。

2003/4/25


三井の寿

 新たな出会いもあれば懐かしい人とのうれしい再会もある。インターネットの有りがたみ。先日も音信不通になっていた友人から10年ぶりにメールが来た。ホームページ作りが無駄ではないと思えてくる時でもある。
 「三井(みい)の寿」は福岡の酒。たっぷりとして柔らかな味。九州の酒はどれもまろやか。これも好み。
 本焼きで朝まで起きているのでゆっくりやりたい。

2003/3/4


香露

 香露は熊本の酒。縁あって熊本の友人が送ってくれた。熊本酵母(協会9号酵母)はここで発見され、今では全国の酒蔵で吟醸酒造りの主流として使われている。
 はじめて飲む伝説的な酒。米を贅沢に使い、辛口なのにたっぷりとしてふくよかなフルボディタイプ。香りも控えめで飲み応えあり。日本酒の一つの理想郷。

2003/1/29


燗瓶

 年明けから寒い日が続く。体の方も冷え切って冬眠?状態。
 ちょっと古いガラスの燗瓶が出てきたので使ってみた。なんの飾りもない透明なガラス製なので見た目は物足りないが使い勝手は申し分ない。注ぎ口が細いので盃にちょうどいいし、中も見えて安心。しかもこのまま直火にもかけられる。
 昔は大人たちが火鉢の五徳の上にのせて使っていた。火鉢がまだ暖房の主役だった頃、テレビなどない部屋の静かな寒い夜の光景など思い出している。

2003/1/9


夢一石

 今年の「夢一石」はなんと陶器の甕入り。この酒は友人のMさんらが参加している一石会が米作りから関わって作っている酒。これは原酒でしかも底のほうには濁りもある。醸造は越後長岡のお福酒造。味は辛口。若いながらも力強く男性的な酒に仕上がっている。
 新潟流のいわゆる端麗辛口で水みたいな酒というのは好みではないのだが、これは原酒ということもあり米の味がたっぷり味わえてうまい。このくらいパンチがあればいい。この勢いで新潟の酒に革命をおこして欲しいもの。

2002/12/20


口作り

 今日はジャッキを使って北側の壁全体を2センチほど持ち上げた。細心の注意を払って作業していたつもりなのだが、ジャッキを支えていたブロックが重さに耐えかねて崩壊するというアクシデント。冷や汗が出た。
 日本酒のコーナーを充実させるべく、夜はせっせと飲んでいる。このところ2本続けてはずれ。満足できるのは少ない。
 ぐいのみは口作りがいのち。最近はこの天目形のぐいのみがお気に入り。

2002/11/29


熊本の酒

 瑞鷹(ずいよう)。酒販店で見つけてはじめて買ってみた。精米歩合が63%と低いのでわずかに雑味も感じるが、味はどこまでも柔らかくなめらか。これはやはり水のおかげだろう。阿蘇山からの伏流水があちこちに涌き出していて熊本は水の町でもある。
 不思議なことにこれまで熊本の酒には縁がなく、ほとんど飲んだことがなかった。これを機に日本酒による熊本めぐりでもはじめてみようかなっと。

2002/11/8


 新しい銀線がきたので酒器の取っ手を付けた。白い器には銀がよく合う。ちょっと小さめなのでこれは自家用にするつもり。今夜から早速使ってみようかなっと。

2002/7/18


立山

 久しぶりに日本酒を買った。暑くなってビールばかりだったので何かもの足りないような気がしていたのだ。
 この「立山」は富山県、砺波市の酒。本醸造だがアルコールの臭みが全くない。辛口なのにまろやか。お隣りN県のブランド先行の酒作りとは雲泥の差。そういえば富山の酒ではずれたことは今まで一度もなかったような気がする。あらゆる意味で日本酒のスタンダードといえると思う。

2002/7/14


ビールグラス

 先日のビールグラスが焼き上がった。大きさは予想より小さくなってしまったがまあいい。一合は入るので缶ビールはこのグラス2杯で空になる。
 味はビールのつんとくる刺激がなくまろやか。泡の出も良し。ただしビールの消費量が増えることは確かなのでちょっとキケンかも。できればどっかの地ビールメーカーとタイアップして売り出すか?。地ビール1年分プレゼントなんてことにならないかなァ

2002/5/21


今日の酒

 「美少年」は熊本の酒。しかし飲んだのはこれが初めてだと思う。味は昔ながらのクラシックな日本酒。淡麗辛口という一世を風靡した新潟流の酒造りには影響されていないようで好感が持てる。
 熊本は日本酒の南限。これより南は焼酎、泡盛の文化圏になる。

2002/5/17 


 まだまだ日本酒がおいしい季節。今夜は塗り物のぐいのみで一杯。
 これはもう何年も前に日本橋の丸善にあるクラフトセンターで買ったもの。おそらく浄法寺だと思う。高価なものではないが愛用している。
 陶器とは違って口当たりが温かくやわらかいのでどんな酒でもまろやかに感じる。

2002/4/30


山椒酒

 ひところ果実酒に凝ったことがあって、いろんなものを試してみた。これはその中でも傑作。近くの大きな山椒の木から実がはじけたあとの殻だけを集めてつけ込んだ。一口なめただけで山椒の香りが口一杯に広がり強烈。でもおいしい。
 今夜から本焼き。例によってまた徹夜になってしまった。

2002/4/17


米の力

 酒、遠方より来たる。アリガタシ。「神力」も「山田錦」も兵庫県の龍力(たつりき)の醸造。どちらも酒米の名をとっているだけあって米の味がみごとに溶けこんだまろやかな味。さすがに酒造りの本場。練れている。脱帽。
 「夢一石」はMさんらが参加している会で米作り(田植え、草取り、稲刈り)から関わって作り上げた酒。田は新潟・山古志村の棚田。醸造も同じく新潟のお福酒造。造りはいかにも新潟流の淡麗辛口だがボディーのふくよかさはこれまでになかったもの。こちらも米の味が溶けこんだ奥行きのある滑らかな味わい。感謝。

2002/4/3


ぐいのみ

 先日の薪窯で焼いたものだが、家に持ち帰ってよく見たらこれもまあいいかァと思えてきた。
 小さな湯のみくらいの大きさがあるのでどっしりとして手にもよくなじむ。飲み口の厚ぼったいのはまだ改良の余地があるが、これはこれで真冬の寒い時期などにはむしろホッとできていいかもしれない。焼酎のお湯割りにもいいかも。
 久しぶりに陶器らしい陶器が焼けたような気がする。

2002/3/18


デジカメ

 日曜日から急にあわただしくなり更新ができなかった。ちょっと急ぎのものを頼まれた事もあり、夕方から素焼き。夜になってカメラマンのTさんが来訪。写真やカメラの話題で結局飲み明かしてしまった。
 事情によりこれまで使ってきたフジのデジカメが使えなくなり、今日(月曜日)は新しいカメラを探してまわる事になった。いろいろと迷った挙句、ニコンに決定。COOLPIX 775というもの。小さいので胸ポケットにも入るが使い勝手のほうはまだ未知数。パソコンへの取り込みかたも今までとは違うので慣れるまでは時間がかかりそう。
 岐阜高山の酒をいただいたので早速一枚。画質は、、、まあこんなものでしょう。

2002/3/10 3/11


ぐいのみ

 ざくざくとした赤土を使ってぐいのみを挽いてみた。久しぶりの陶土は面白い。湯呑みより少し小さめでたっぷりとした形。化粧土を掛けて白く焼き上げるつもり。
 アクセスカウンターが21世紀に入ってしまったので(ありがたい)そろそろ掲示板(BBS)を作ろうと思っております。近日中に工事します。

2002/3/1


鷹勇

 「鷹勇」(たかいさみ)は山陰鳥取の酒。すべてにおいてバランスがとれていて、しかも混じり気がない。造り手の心意気が伝わってくる。純米もいいが最近はこの本醸造が好み。
 今夜も結局徹夜になってしまった。これからまだ1週間はこんな不規則な生活が続く。

2001/12/30


差し入れ

 今日は日本酒の差し入れあり。聞けばクリスマスイブとのこと。そうか、忘れていた。このごろあまり世の中に参加していないような気がする。
 酒屋の独自ラベルのものだが、中身は紛れもない大吟醸。早速封を切った。ありがたい。これでまた元気が出てきた。

2001/12/24


タリバンカラー

 ひところテレビのニュースではタリバン幹部の会見が連日行われていたが、いつもそのファッションが気になっていた。白と黒。
 というのもここ数年、焼き物に使う色が白と黒だけになってきていたからだ。焼き物だけではない。版画も墨一色だし、写真もモノクロだけで撮っている。
 ワタシはタリバンか?
 上のビールグラスのような白と黒の配色は好きなのだが、するとこれなどはさしずめタリバンカラーとでも呼べるかもしれない。
 というわけで、アフガニスタンではタリバンは滅んだとしても、我が家ではまだ当分タリバンの時代が続くのだ、、、。ただし音楽だけはこっそり許してもらってますが。それと酒も少々。

2001/12/19


酒器

 酒を飲むのに徳利はどうも好きになれない。なにも毒が入っているわけでもないのに、中が見えないというのが先ず落ち着かない。それに一人酒を飲んでいるようで何となく侘びしくていけない。
 この片口形の酒器ならば、中に花びらの一枚も浮かべられるではないか。友、遠方から来なくても酒は楽しく飲みたいもの。
 白く焼き上げ、取っ手を付けて完成。楽しみ。楽しみ。

2001/12/17


今日の酒

 今夜11時過ぎにようやく窯が終わりほっとしているところ。これから2日ほど冷まして、日曜日には出せると思う。焼いている時間より冷ましの時間の方が2倍以上かかる。
 「天明」は会津坂下(ばんげ)町の酒。地元産の五百万石を使っている。味は濃い。まさに米のエキス。こういう骨のある酒は好きだ。、、、でも効きます。

2001/11/22                

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