嵐の予報だったのに雨も降らず、風もさほど強くない。ただ気温は高く湿度も上がっている。夕方、外の光が異様に黄色い。ちょうど黄砂が飛んできたときのよう。関東まで黄砂が飛んでくるのかな?
子供の頃九州では何度か経験したことがある。あたりが黄色い薄靄に包まれ、晴れているはずなのに太陽もぼやけてしまう。光と影の境い目がわからなくなり、突然別の世界に迷い込んだような感触。
ところで黄砂というのは焼き物で使う黄土のことではないかと思っている。鉄分を多く含んだ粘土質材料で土に混ぜたり釉薬にも使う。色は黄色いが素焼きすると真っ赤なベンガラ色になる。しかも粒子が細かいので空気中に飛び散ると靄のようにかすむ。もちろん現在はほとんど中国からの輸入品。
黄砂とか、黄河とか・・・。黄土も、やはり中国が原産地なんですか。
黄砂は、関東にもやってきます。小学校の頃、昼間なのに空が真っ暗(まっ黄色?)になったことがありました。
ところで、ガルメラ商會の入っているビル壁面も、この3月に、白から黄土色に塗りかえられました。(約束が違うじゃないかと、怒りたくなったけど我慢してる)
お忙しそうですが、お体を大切に。
黄土の中には鉄分が10%以上含まれているので、日本は中国から毎年かなりの鉄をただでもらっていることになりますね(たいしたことないか?)。それより気になるのは中国の砂漠化が進んでいるのではないかということ。環境は一国だけのものではないです。
コメント by: shuzo MARUTA : 2005年05月23日 05:51