二ヶ月がまたたく間に過ぎ、朦朧とした中でとうとう初日を迎えてしまった。想定外の焼き上がりの連続で頭は真っ白。しかしぎりぎりまで追い詰められながらもなんとか会場を構成することができた。こんなに苦労した個展は初めて。ただ怪我の功名というべきか、苦労したぶん新たな発見もいくつかあり、全体として気持ちのいい展覧会になったと思う。 雨上がりの早朝、まだ濡れているつつじ。