コンヤはアナトリアの中心都市のひとつであり、旋舞で知られるメヴレヴィー教団発祥の地でもある。メヴラーナ・ジェラレディン・ルーミー(1207〜1273)を祖とするこの教団は20世紀の初めに解散しているが今なお人気が高いようで、市内のメヴラーナ博物館は参拝の人々で混雑していた。ここは霊廟でもあり、中にはルーミーの棺もある。
コンヤではセマーと呼ばれる旋舞を是非見たいと思っていたのだが、残念ながらこの儀式は12月のメヴラーナ週間以外は行われないとのことでDVDだけ買ってきた。(しかし10日ほど後にイスタンブールで目撃することができた。後述します。)
写真は博物館内の天井アーチ。複雑、精緻な装飾が見事。