毎日寒い日が続く。ストーブを焚いても隙間風がすごいので熱は外へ逃げていくばかり。粘土はシャーベットのように冷たくなっていて触るのにも気合いがいる。明日は雪になるとか。温暖化はどこへいったのかなあ。
こんな寒い季節の強い味方が羊毛。写真の絨毯は10年程前に東中野のパオで買ったもの。産地はたしかバルチスタンとか聞いた憶えがある。縦糸には硬い山羊の毛が使われていて、それに毛足の長い羊毛がびっしりと編みこまれている。この冬はこの絨毯をシーツ代わりに使うことを思いついた。大きさもピッタリ。暖かさはもちろん二重丸。羊毛は人間の体質に合ってると思う。これで気分は遊牧民だ。