松永伍一さんの訃報。この本はパソコンのそばの本棚にあった一冊。ミロ、ガウディ、モロー、マチス、ダ・ヴィンチ等々、全部で33人の作家の習作、デッサンが簡潔な文章で紹介されている。掲載されている作品はどれもみな完成度が高く魅力的。しかも本作以上に作家の内側に近づける。詩人らしい切り口の本だ。
投稿 : shuzo MARUTA : 2008年03月05日 23:59私はこの書籍を読んだ事はありませんが、MARUTAさんのコメントを読み、深田久弥の「日本百名山」を思い起こしました。「ミロ、ガウディ、モロー、マチス、ダ・ヴィンチ」と仰る部分を、白山、槍ヶ岳、北岳、御嶽山、富士山と置き換え、「全部で33人の作家の習作、デッサンが簡潔な文章で紹介されている」と仰る部分を、全部で100山の魅力が簡潔な文章で紹介されている、と。そしてある意味、実際の山々に登ったり観たりする以上に山の内側に近づける書籍だとも思います。
しかし実際の深田さんの生きざまはハチャメチャであったと聞きますが、作家とはそういう方が多いのでしょうか?
コメント by: 畑の小林 : 2008年03月07日 11:55「日本百名山」ですか。なるほど。私も山は好きなんですが、山登りは苦手なのです。普段はぼんやりしてるくせに妙なところでせっかちなんですな。山ならば行けるところまで車やバイクでビューッと登ってしまいたい。というわけで普段は遠くから眺めるだけ。「名山は遠くにありてながめるもの」ですね。深田久弥の「日本百名山」は昔、買った憶えがあります。探してみましょう。
コメント by: shuzo MARUTA : 2008年03月08日 01:49