2008年03月12日

太陽エネルギー

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 焼き物はエネルギー大量消費産業なのでエネルギー資源の動向は常に気になる。70年代のオイルショック時には石油関連製品のほか、どういうわけかトイレットペーパーまでもが値上りして品切れとなった。現在は実質的に第二次オイルショックといっていいだろう。何しろガソリンが5割高、灯油は2倍以上になっているのだから。今回は資源ナショナリズムと新興国の経済成長が加わり、単なる投機的な暴騰から慢性的な供給不足となる可能性がある。これはもはやショックなどではなく危機と呼ぶべきかもしれない。エネルギー危機。
 日本は石油と天然ガスは100%輸入に頼っている。しかも資源には限りがある。このままでは日本の将来は絶望的だ(日本だけではないけど)。
 国内でまかなえるエネルギー源としては水力、風力、地熱、太陽光などによる発電と薪炭くらいか。このうち水力の利用はほぼ限界、風力や地熱利用は設置場所や気候に左右される。薪炭は熱源にしか使えない。というわけで今後最も有望なのは太陽光発電ではなかろうか。無尽蔵に降り注ぐ太陽光を電気エネルギーに変える。すでに実用化されてはいるが更なる革命的な技術革新が欲しい。日本のどこかにいないかなあ、お茶の水博士。

投稿 : shuzo MARUTA : 2008年03月12日 23:53