2009年08月24日

19年前

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 調べてみたらオーム真理教が総選挙に参加したのは1990年のことだった。白装束に教祖のぬいぐるみ。選挙運動にしては異様な光景だったが学園祭のようなユーモラスな雰囲気もあった。結果は全員落選。教団が社会との対決姿勢を強めたのはこのあとからだったと思う。世の中に受け入れられないという疎外感。これが教団を狂わせたのではなかろうか。
 当時、オーム真理教と同じく人気を集めていたのが幸福の科学。故景山民夫が入信していたこともありいろいろと週刊誌ネタを提供していた。オームの陰に隠れて鳴りをひそめていたがしっかり続いていたんだな。今回の衆議院選挙には300人以上の候補者を立てている。政策内容は減税と憲法9条改正、軍備増強、海外からの2億人の移民受け入れなど。資金力も組織力も十分にあるようだし、たかが新興宗教などと軽く考えていてはいけない。

投稿 : shuzo MARUTA : 2009年08月24日 23:57