2009年08月27日

国民審査

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 立法、行政、司法の三権分立は国の根幹であるはずだがその実態はかなりあいまいなようだ。たとえば最高裁判所裁判官の竹内行夫という人物は外務省の事務次官経験者。まあ、天下りというか横滑り?だけれども、この人は司法試験すら受けていない。つまり法律の専門家でなくても最高裁の裁判官になれるわけだ。これには驚いた。任命者は麻生首相。
 竹内行夫裁判官は外務省事務次官時代、小泉内閣の元でイラクへの自衛隊派遣を推進した人物。この派遣については名古屋高裁で違憲判決が出されすでに確定している。ということはもし日本に憲法裁判所があり、憲法に違反した行政府の人間を裁くことができるなら小泉内閣全員と共に被告席に座るべき人物なのだな。よりによってこういう人間が最高裁判所の裁判官をやっている。
 国民審査については制度上の不備からその効果には疑問符が付くが司法に対して国民が意思表示できる唯一の機会なので最大限活用したい。つまり竹内行夫にはX(バッテン)を付けるのだ。

投稿 : shuzo MARUTA : 2009年08月27日 23:57
コメント

そんなこと全然知りませんでした。
三権分立はどうなっているのでしょう?
堺市の隣の選挙区で、うちの畑の利用者さんが国会議員になりはりました。

コメント by: いとはん : 2009年09月01日 12:37

台風が過ぎてだいぶ涼しくなりました。選挙の熱狂も収まりようやく静かな秋となりそうです。国会議員に畑を貸してる、というのもおおらかで良いです。また一つ話のタネになりますね。

コメント by: shuzo MARUTA : 2009年09月02日 02:38