小沢一郎が戦っている相手は菅、仙石、枝野、前原など民主党内の雑魚ではない。本当の相手は霞が関の官僚組織とその広報役を担っているマスメディア、そしてその背後にいるアメリカ政府だ。一年前まではこれに自民党が加わっていた。彼らは強いスクラムを組んで利益共同体を作っていたんだな。
この構造が分かれば小沢一郎がなぜ検察(官僚)に執拗に追われるのか、なぜマスメディアからバッシングを受け続けるのかが分かる。昨年、その一角が崩れた。霞ヶ関にもマスメディアにも当然危機感があるだろう。
ところがそんな中で今年6月に発足した菅内閣はあろうことか旧勢力と手を結び、第二の自民党となる道を進み始めた。こんな裏切りが許せるだろうか。