今回の大阪地検特捜部の日付データ改竄事件は分からないところが多い。なぜ今ごろになって出てきたのか。しかも菅政権と協力?関係にある朝日新聞のスクープだって。
検察の事後処理の手際のよさをみればこれはあらかじめ周到に準備されていたのではなかろうか。目的は検察内部の自民党勢力の一掃。
この事件はもともと民主党の石井一議員をターゲットにしていた。東京で小沢、大阪で石井というわけだ。ところが石井議員にアリバイがあり立件が不可能になった。そこで村木氏をスケープゴートにしようと考えたんだな。女性だから簡単に落とせると思ったんだろう。ところがこれが誤算だった。村木氏は母だったんだな。母は強し。この辺が世間知らずのボンボン検事の浅はかなところ。
自民党政権が続いていれば民主党つぶしに貢献したことで出世街道まっしぐらだったんだろうけど、思惑が外れたね。出世欲に目がくらみ権力に近づきすぎた男の末路。