新宿ゴールデン街の一角に作られた「ゴールデン街劇場」。客席は多く見積もっても40くらい。詩と歌のライブ「IT時代の昔語り」はここで開かれた。出演は古川豪、中川五郎、有馬敲、岡大介の四氏。それぞれにいい場面はたくさんあったのに終わってみればどうも印象がぼやけてしまっている。ライブはやはりワンマンショーがいいみたい。
知り合いのデザイン事務所(ガルメラ商會)から眺めた新宿の夕焼け。御苑の先にそびえるのはドコモ・ビル。どうしてあんなにとんがる必要があるんだろうか。もしかしてアンテナのつもり?
地上げにより取り壊されると噂されていたのはバブルの頃だったか。あれから20年、ゴールデン街はしぶとく生き残っていた。どの店も繁盛しているようで結構、結構。
ただ、一つの時代の終わりも感じてしまった。ノスタルジックではあるけれど、もうこの街から何かが生まれることはないのではなかろうか。(10/30追記)
台風が沖縄付近でウロウロしてるなあと思っていたらジェット気流に乗ってあっという間に関東に近づいてきた。今ごろは伊豆諸島あたりか。こちらでも昨夜から強風が吹いていたがどうやらピークは過ぎたもよう。
農水省が農家への戸別所得補償制度を計画中とか。これはどうもよく分からない。それより面白いアイデアが一つ。数年前に行ったトルコではどこのレストランでもパンは無料で食べ放題だった。これを日本でもやったらどうだろう。どこの飲食店、レストランでもご飯だけはお代わり自由で食べ放題にするのだな。定食を頼んだらご飯がおひつで出てくる。米の消費は増えるだろうし食糧自給率も上がるだろう。米の生産が増え、減反面積も減る。そして結果的に農家の所得も増える。さらに飲食店への客足も増えるのではなかろうか。農家への直接支援も有効かもしれないがみんなが喜ぶこんなアイデアも検討して欲しいな。
カマキリの前足の内側に白黒の目玉発見。こんなの初めて気がついた。どう見ても目玉にしか見えない。これで敵を威嚇するんだろうか。一対一の緊迫した場面では結構役に立つのかも。
ジャズ研時代の同期会のため早稲田へ。懐かしい顔と言葉を交わせば時間の壁は瞬時に消え去る。互いの近況を語りつつも消息の知れない人が多いことにも気が付く。あの人もこの人も今ごろどこで何をしているのやら。
大隈講堂で聞いたOBによるビッグバンドは圧巻。久しぶりに生きたJAZZを聞いた気がした。これこれ、これだったんだな。数十年前のJAZZまみれの日々は決してムダではなかった。
あったらいいなあ、と思うもの、第2弾は左足ブレーキの車なのだ。現在のオートマチック車のブレーキは右足で操作するようになっている。これはマニュアル車の名残で、クラッチを左足で操作するためアクセルとブレーキという相反する操作を右足一本で行うようになってしまったのだ。しかしもはやオートマチックが自動車の標準となり、ましてやハイブリッドや電気自動車の時代ともなればクラッチは不要。となれば車を扱う基本操作にも変革があっていい。つまり右足はアクセル、左足はブレーキという役割分担だ。
実はオートマチック車のブレーキを右足で踏むか左足で踏むかという論争は20年程前にもあって、左足ブレーキを唱えていたのは元F1ドライバーの中島悟氏だったと記憶している。現在のF1マシンもセミオートマになっていて左足ブレーキが標準。かく言うワタクシも左足ブレーキ派。最初のうちはとまどったが今ではこの方が絶対に安全、スムーズだと確信している。ただ現状ではどの車のブレーキペダルも右に寄っているので運転姿勢が窮屈。そこで初めから左足でブレーキを踏むように作られた車が必要なのだ。そしてこれを自動車製造大国である日本が率先して世界標準にして欲しいと思うのだな。
あったらいいなあ、と思うもの。オーディオ用ハード・ディスク・プレイヤー。最近は携帯音楽プレイヤーが流行りだがその本格オーディオ版があったらいいなあと思うのだ。音楽はできるかぎりいい音で聴きたい。レコードからCDに変わって便利になった反面、失われたものも多い。CDという形式にとらわれることなく、音楽の情報量を出来るだけ忠実に記録、再現できるプレイヤーがハード・ディスクを使って出来ないものだろうか。できれば大手メーカーではなくマニアックな中小ビルダーが競い合って製品化してくれたら面白いと思うのだが。
OAフィルターというのを買ってみた。パソコンの液晶画面は目が疲れるのでこれで少しは楽になるのではと思ったのだ。しかし実物はただの透明なアクリル板といった感じでさほど目にやさしいとも思えない。これは失敗だったかな。
9月から始めたヨーガが二ヶ月目に入った。月3回の講習なのでまだ感想など述べる段階ではないが効果は確かにあるみたい。終わった後に感じる全身の軽やかさや脱力感は水泳の後のようでもあり、あるいは温泉に長く入った後のようでもある。外部からの刺激に頼ることなく体が内側から自然に活性化してる(のかな?)。ちょっと効き目あり過ぎかも。ヨーガ6千年の歴史はさすがに奥が深い。
運転免許の更新のため警察署へ。今回はゴールド免許という通知。ということは過去5年間、無事故、無違反だったということだな。こんなことは初めて。車は安全運転に限るね。
それにしても更新時の講習はそろそろなんとかならないものだろうか。今回は30分で済んだけど内容はビデオを見るだけ。これが安全運転につながるとはとても思えない。ま、天下り団体(交通安全協会)のやることだからやる気のなさは歴然。うかうかしてるとここも存在意義を問われることになるかも。
週間天気予報を見たらこの先一週間は雨と曇りマークばっかり。台風まで来てるので予報が外れることはなさそう。秋雨ウイークだな。
オリンピック開催地レースで東京落選。まあ、人望のない人がいくら旗振りしてもうまくいくはずがない。
新政権の閣僚の中でちょっとはしゃぎ過ぎているお年寄りが約二名。どちらも経済閣僚なので頭を抱えている人も多いことだろう。とりわけ亀さんの返済猶予案は効果よりも副作用のほうが大きいような気がするが、どうなんだろう。ただ郵政改革担当も兼務しているのでいざとなったら郵貯銀行を使う気かも。
それより大事なのは返済猶予より貸し出しのほうではなかろうか。中小企業や個人、零細事業主を対象としたグラミン銀行のような仕組みが日本でもできないものだろうか。ウチもそろそろ新しい窯が必要なのだな。
広島地裁で鞆の浦埋め立て禁止命令の判決。ちょうど井伏鱒二の「さざなみ軍記」を読んだばかりだったのでこのニュースはうれしい。その中に出てくる平家ゆかりの島々を一度は巡ってみたいと思っていたのだ。
右肩上がりの高度成長期は終わった。これからの国土の開発はメリットよりも破壊のデメリットのほうが多くなるだろう。裁判所が景観の価値を資産として認めたことは大きい。
同様に八ツ場ダムについても中止したほうが良いと思う。ダム湖などは観光資源とはならない。ダム湖のそばの温泉に誰が魅力を感じるだろうか。地域の再生はその地域の資産を正当に評価するところからはじまる。