厚木市と伊勢原市の間の国道246号線。夕焼けの空にシルエットで浮かぶ丹沢の山を右手に見ながら走っていると、巨大な送電線が道路をまたいで山のほうへと伸びている。山の中に何か巨大な工場でもできたのかと思ったが、しばらくして気がついた。どうやらこれは逆だ。つまり山の中から電気が送られてきている。10年程前に完成した宮ケ瀬ダム。そこの水力発電所から伸びている送電線に違いない。