2008年02月01日

JT日本たばこ産業2

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 ホームページを見たらJTはタバコのほかに食品や医薬品まで手を広げていたんだな。そればかりか冷凍食品の「加ト吉」を買収ともある。オイオイ、方向が逆だろう。
 有害であることが明らかなタバコを扱う一方で健康のための医薬品や食品を手がけるという矛盾。こんな矛盾をかかえたまま肥大化していく企業に明るい未来があるだろうか。人間はそれほど器用ではない。企業とて同じこと。このような本質的な矛盾は暗い影となって組織全体を覆う。組織が大きくなればその影も大きくなり、いずれ何らかの異常をきたすことになるだろう。
 要するにJTが医薬品や食品を手がけること自体がマチガイなのだな。今後はタバコ以外の事業は完全に切り離し、タバコ専業としてタバコの運命と共にその役割を静かに終息させるというのが賢い経営判断だと思うのだが、無理だろうな。

投稿 : shuzo MARUTA : 2008年02月01日 23:54
コメント

9年前に煙草をやめた僕は、むしろ「タバコ事業を切り捨て」、タバコ以外の事業に専念していただきたいと思います。
スモーカーである友人たちからは総スカンをくらいそうですが。

少なくとも紙巻きタバコだけは、やめてほしいですね。
海外品に依存ですが、葉巻やパイプは残して。

コメント by: 酩酊 : 2008年02月06日 12:18

なるほど、そういう方向もありますね。どちらにしてもタバコ自体の需要は減っていくでしょうし、産業としても成り立たなくなると思います。JTには知り合いも務めていて何の恨みもないんですがこれは世の趨勢でしょう。ただ、普通のタバコと違って葉巻はいいですね。以前、飲み屋で隣の席の人が葉巻をふかしてました。いい香りでした。

コメント by: shuzo MARUTA : 2008年02月07日 00:49