里芋は皮をむいて煮物にするより、皮付きのまま焼いたり蒸かしたほうがおいしいと思う。今ごろは小さな里芋が安く出回っているので、これは蒸かすのにちょうどいい。湯気が立ち上るアツアツの里芋は何もつけなくても十分おいしい。ちょっと味に飽きてきたらバターを落とすのも良い。
年末のあわただしい一日。最低限のことだけ終えて、明日からはしばらくの休暇。雪が見られるかな。
今朝起きたら気温が6度。だいぶ冬らしくなってきた。でも晴れていれば昼間は暖かいので、これからは明るいうちに仕事を終えるようにしたい。今日は中皿の削りを終えて轆轤のまわりを掃除。来年もまた活躍してもらおう。
この冬初めてのワカサギ。最近は年中出回っているような気がするが、やっぱり旬はこれからの寒い時期ではないのかな。
昨夜おそく霰混じりの雪が降った。朝から風が強く寒い一日。でも強風のおかげで空は澄みわたり陽光の透明感が気持ちいい。
車で出かけたらどこもものすごい渋滞。早くも帰省ラッシュが始まっているようだ。しかたなく用事は途中で断念。海辺へ寄って帰ってきた。冬の海は黒々と澄んでいる。波もなく水平線もくっきり。雲に隠れてかすかに見えるのが伊豆大島。
今月始めにホームセンターで見つけて、それ以来愛用している。レトロすぎてなんだか照れくさいけれども、これが実に良い。熱湯を入れなくても風呂の残り湯で十分温まる。ニッポンの知恵。これから冬の必需品になりそう。
本当は陶製のものが欲しいのだが今ではどこにも売ってない。自分で作ろうとも思うけれど、口(キャップ)のつくりが難しい。コルク栓でもいいのかもしれないが、うーん、やはりちょっと不安。
お粥鍋ではじめて豆を煮てみた。名前は聞きそびれたけれども薄い緑色をした豆で形は大豆より少し大きめ。一晩水につけてから弱火でコトコト。ふっくらやわらかく煮ることが出来た。こういうトロ火料理には土鍋が向いているようだ。圧力鍋よりも平和的だし、味もいいように思う。
60年代のイメージは灰色。70年代はオレンジ。80年代は青。90年代は濃紺。2000年代はまだはっきりしないが、少なくとも2003年は黒だった。世の中の動きが自分自身の気分をも変えるのか。今年作った焼きものはほとんど黒ばかり。
来年からはまた白い焼きものも意識して手がけてみたい。
35mmフィルムを買ったのは何年ぶりだろう。ブローニーや大判は今でもよく使うけれども、35mmは久しぶりだ。デジカメを使うようになってからはこのサイズのフィルムには縁がなくなっていた。
古いライカを使うのにフィルムを何にしようかと考えたら、やっぱりこれになった。コダクローム。
安定感のある深い色合い。そして何よりもありがたいのは保存性の良さ。20年以上前に撮ったインドの写真がいまだに色あせてない(残念ながら他のフィルムはことごとく青く変色している)。
年末は信州へ行けそう。楽しみ。
訳あってライカを預かっている。1950年代初期製造のバルナック型ライカ。ライカなんてとても縁がないと思っていたし、もちろん手にするのも初めて。
コンパクトなボディーながらずっしりとくる重量感が心地よい。視度調節レバーがついており、ピント合わせが意外なほど楽。シャッターも快調。絞りリングが固くなっているけれども問題ない。50年も前のカメラがこんなにしっかりしているとは驚き。これは参ってしまった。いい機会なのでじっくり使わせてもらうことにして、うーん、でももう手放したくない。これも困った。
昨日から全国的に冬型の荒れ模様のようで、各地で大雪となったらしい。上越のスキー場では一晩で1メートルの積雪があったとか。そういえば各地のスキー場の積雪情報に一喜一憂していた時期もあった。もうずいぶん長くスキーを履いていないが、年に一度くらいは雪景色の中で遊んでみたい。
日本海側とは一日遅れて、今日はこちらも冷えてきた。遠くに見える富士山もとっくに雪をかぶっている。
午後早く本焼き終了。気温が高く、おまけに窯を焚いているので暖かい。寝不足もあり、じっとしているとすぐに眠気がさしてくる。
落ち葉の下にはまだ緑の草が生えている。12月も半ばを過ぎたというのに、やはりこの辺は暖かい。
毎日快晴。雲ひとつない天気が続いている。天気がいい日は夜に入って冷えるが、でも氷点下にまでは下がってないので土が凍りつくようなことはない。むしろこのくらいだと空気が乾燥しているのでかえって土の乾きがはやくて助かる。
外に出してあるレンガが西日を浴びている。このレンガは昭和30年代のもの。現代のプレス成型でツルツルしたものとは違い、形も表面もいびつ。糸きりのあともそのままだし、大きな石も入っている。だがレンガはこれでいい。太陽の光を浴びると焼き色がいっそう美しく見える。
今日の空も快晴。夕方川沿いの道を散歩に行ったら夕陽の方角に富士山がくっきりと見えた。ところがいくら歩いても電線が途切れることなくついてくる。日本の空はどこもかしこも電線だらけだ。
写真が好きな人は多い。デジタルカメラも急速に普及している。しかしそれとは逆に、撮るべき風景というものは急速に失われているのかもしれない。
今日は箱根で忘年会なので少し早めに出て湯本の町を歩いてみた。快晴の日曜日。駅前も商店街も混んでいる。多いのが同窓会帰りらしき年配者のグループ。そしてリュックを担いだハイキング帰りの人達。家族連れの姿はほとんど見なかった。
ひとつ裏通りに入れば観光客の姿はない。古い民家の板戸が澄んだ西日を浴びて、木目をやわらかく浮かび上がらせていた。
土鍋用の土が余ったので「ほうろく」を作った。胡麻を炒るのに欲しかったのだ。フライパンを使うと火加減が難しく、弱火で炒ってもどこかがこげている。ちょっと小さめだがこれならまんべんなくきつね色に出来るだろう。ほうじ茶にもいいかな。
レーザーディスクはDVDにおされて今にも消滅しそうなメディアだが、どういうわけかこの化石化寸前のLDが家に3枚ある。どういうわけかというのはプレイヤーがなかったからで、つまりプレイヤーもないのにソフトだけ買っていたわけ。T君がビデオに落としてくれたけれども、ちょうどテレビも捨ててしまったので未だに見ていない。
タイトルはデビッド・キャラダイン主演の「ウディー・ガスリー、わが心のふるさと」二枚組みで今日見たら解説を北中正和さんが書いていた。
次は勝新の「座頭市」。平手造酒の役には天知茂。監督三隅研次、もう言うことなし。
そして「キートンの大列車強盗」。セットの作りやスタントをじっくり研究したいところだが気分的にまだそんな余裕がない。
今日は朝から冷たい雨。こんな日は水仕事がつい億劫になってしまう。というわけでぐい飲みの底削りだけで仕事はおしまい。雨なので外へ出て写真を撮る気にもならず。
上の写真は昨日の夕方、東の空。西からの帯雲はなくなっているが東には残っている。
だいぶ形が崩れてはいるが飛行機雲ではない。
写真は日曜日、午後4時ころの月。珍しいことにこの日以来晴天が三日続いている。昨夜は南の空に東西に伸びるはっきりとした帯雲が出ていた。夜だったので写真は撮れなかったが5層くらい重なった大きいものだった。
写真に見える線路は新幹線。このあたりにはまだ田んぼも多い。
昨夜は吉祥寺にて豊田勇造ライブ。MANDALA2では定番化している続木徹(ピアノ)とのセッション。先月の清水寺での公演がなかなか好評だったようで、本人も気を良くしての東京ツアー。
大舞台を経験するごとに人は変わっていく。今回は歌にもギターにも余裕を感じたし、なかでも歌い方がだいぶゆったりしてきたと思った。歌詞をなぞるのではなく、歌を表現し伝えていこうという意思が感じられた。本来の声の良さに加えて歌唱力も堪能。歌も音楽もこのくらいビンビン生きてなくちゃね。
夕方、寒いとおもって外へ出てみたら風が生暖かくて驚いた。昨日までの寒さはなんだったのか。
最近車の中で聴いているのはディランの30周年記念ライブ。1993年の録音。ウィリー・ネルソン、ニール・ヤング、クラプトン、ザ・バンド、オージェイズ、G・ハリスンなどなど、、、。すごいゲストがディランの曲を歌っている。みんないいが、中でも圧巻はゲストがかわるがわるソロをとる「My Back page」。
Ah,but I was so much older then,
I'm younger than that now.
昔はずいぶん年寄りじみていた
あのころより今のほうがずっと若い
そういえばこのコンサートにはシンニード・オコナーも出ていたはずだがCDには入っていない。たしか観客のブーイングでとうとう歌えなかったはず。ディランの聴衆ですらこんなことをするのだ。アメリカはこのころからおかしかったのかもしれない。ところで彼女はその時何を歌うつもりだったのだろう。
曇りの予報だったのに冷たい雨。郵便局の前の並木の銀杏が葉を落とし始めている。数ヶ月前の夜にはここで熱心にぎんなんを集めているおばあさんがいた。銀杏のにおいが強烈だった。
BLOG式にくらべると従来のデジカメ日記はのんびりとしたアナログ風に思えてくる。BLOG式はデジタル的。慣れれば便利なのだろうが、、、慣れるかな?
先月までは咲いていた朝顔も今やごらんのとおり。その気になればいくらでも種が取れる。花の素性もいいのでご希望の方にはお分けします。ご連絡ください。
元気良かった山吹の葉が一枚だけ残って日差しを受けている。今年も根っこにたっぷりと栄養を送り込んだことだろう。来年はまたさらに威勢良く新芽が出てくるにちがいない。
ドメインを取得してからパソコンをとりまく環境が激変している。サーバーを変えたついでにこのデジカメ日記もBLOG形式に移行しようかと考えて数日悪戦苦闘。ようやく形だけはつかめるようになってきたが、やはりまだまだ難しいことが多すぎる。
いまさらながらホームページビルダーのありがたみを感じている次第