2004年02月29日

東海道

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  広重の東海道五十三次・平塚宿の版画に描かれた高麗山(こまやま)はちょうどこのくらいの角度から見たものだと思う。ただし当時の東海道はこの道より10メートルくらい右側(北側)。今でもわずかになごりが残っている。
 うるう年、2月最後の日曜日。海の近くで友人がギャラリーを始めることになって、今日はそのオープニング。「サロン・ド・ダーユ」、なかなか気持ちのいい空間が出来ていた。

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2004年02月28日

ふきのとう

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 2月ももうあと一日で終わり。それにしても暖かい冬だった。薪ストーブが活躍したのは1月中くらい。薪集めに苦心することもなく、なんだかこのまま春になってしまいそうだ。温暖化は予想以上のスピードで進行しているのかもしれない。
 借りている駐車場の奥の日陰に今年もふきのとうが出ている。これも気がついたときにはすでに大きくなりすぎていた。季節のめぐり方が速くて感覚がついていけない。暦とのギャップも大きい。

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2004年02月27日

「日本社会の歴史」

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 やはり睡眠不足はよくない。今日は朝から頭が重く、調子が出ない。
 網野善彦さんが亡くなられたとのニュース。「日本社会の歴史」を読んだのは何年前だろう。まえがきにある通り、この本は”日本列島における人間社会の歴史であり、「日本国」の歴史でもないし、「日本人」の歴史でもない。”
 国家的な視点からみる硬直した歴史観とは違い、ヒトの視線で見る祖先の歴史はしなやか。仕事もひと段落したので宮部みゆきを中断して今日はこの本を読み返している。

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2004年02月26日

オリーブオイル

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 今夜は小鯵をから揚げにしようと思っていたら、なななんと油が切れていた。そこで泣く泣くエキストラバージン・オリーブオイルと竹本のごま油を半々にして揚げることにした。おそらく鯵の値段より油のほうが高いかな。ちょっと贅沢なから揚げになった。
 オリーブオイルといえば、去年展覧会が縁で知り合った奥田さんというジャーナリストの方はオリーブオイルテイスターという珍しい肩書きの持ち主だった。著書もあり、最近では日曜日の朝7時から東京FMの番組に出演中。早起きは苦手なので未だに拝聴できないが、今度の日曜日は目覚ましをかけようと思っている。

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2004年02月25日

夕焼け

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 昨夜は日本海のブリを囲んで宴会。この冬最後の寒ブリか。聞くところによると昔は相模湾でもブリが大量に獲れたらしい。しかし今では地元の魚屋へ行っても相模湾のブリを見かけることはない。潮の流れが変わったのか、それとも乱獲で魚が少なくなったのか。
 高麗山の向こうへ沈む夕陽が赤く、まるで山全体が燃えているような夕焼けだった。

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2004年02月23日

びわ

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 裁判というのはどうもよく分からない。薬害エイズ裁判では安部英被告が心神喪失との理由で裁判停止。事実上これで裁判終了ということらしい。事実も責任も宙に浮いたまま。感染者はおよそ1500人。そのうちの500人以上がすでに死亡しているというのに。
 ところでオウム裁判の麻原被告もすでに心神喪失状態ではないのかな?こちらもいずれ裁判停止、、、とはならないだろうな。ボケても発狂しても、こちらは最後まで続くだろう。この違いは何?

shuzo MARUTA : 23:41 | コメント (0)

2004年02月22日

春ニ番

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 南の風が強く吹き気温も異常に高かったのでおかしいと思っていたら案の定夜に入って雨。買い物に出かけたら途中でどんどん激しく降ってきた。雨の夜の運転は視界が悪くなるので気を使う。できれば外出は避けたいところ。今夜は本屋にも寄り道せず、すぐに帰ってきた。

shuzo MARUTA : 23:39 | コメント (0)

2004年02月21日

平山クン

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 とうとうミニテレビを買ってしまった。平山クンの魅力には勝てず。もちろんサッカーの話。プレーが大きく、アイデアにあふれ、しかも正確。今日のゲームでも光っていた。今年はワールドカップ予選よりまずオリンピックで楽しめそうだ。

shuzo MARUTA : 23:42 | コメント (0)

2004年02月19日

茶がら

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 粘土の粒子は細かくて、掃除するときにまきあげるとマスクをしてもかなり吸い込んでしまう。掃除機も使うがこれもすぐに詰まってしまってメンテナンスが結構面倒。それでこのごろはお茶がらで掃くことにしている。これだとあまりほこりが立たない。まあ、昔の人の知恵というべきか。ただし緑茶の消費量は当然倍以上に増えた。

shuzo MARUTA : 23:54 | コメント (0)

2004年02月18日

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 暖かい。まだ2月半ばなのに春の日差しのよう。土練りをしていると暑くて汗がすごい。トレーナーも要らず、結局Tシャツでちょうどよかった。
 畑のほうへ行ってみると足もとに小さな花が咲いている。5ミリくらいの大きさの青い花。気をつけないと踏みつけてしまいそうだ。そのそばではてんとう虫も動き出していた。

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2004年02月17日

寒中梅

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 地酒ブームの頃は新潟の酒がもてはやされたものだが、それはもう昔のこと。淡麗辛口の新潟流の酒造りはもはや時代遅れ、というかすでにその役割を終えたというべきか。あるいは本来の意味で新潟の地酒に戻ったというべきか。要するに「水のような酒」というものがもうとっくに飽きられている、ということに新潟の酒造りをする人たち自身が気づいていないと感じていた。
 ところがこの寒中梅、いただきもので初めて飲んでいるがなかなか良い。新潟の酒とは思えない味。骨太で飲みごたえがある。新潟もまだまだ捨てたものではないようだ。

shuzo MARUTA : 23:53 | コメント (0)

2004年02月16日

白梅

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 土曜日に春一番が吹いてから暖かい日が続いている。特に今日は春のような陽気。近くの梅林の梅はすでに満開。でも家の裏のこの木はようやく咲き始めたばかり。秋には毎年大きな実をつけるが、いまだに採ったことはない。

shuzo MARUTA : 23:12 | コメント (0)

2004年02月15日

原告

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 生まれて初めて裁判の原告になることにした。「自衛隊イラク派兵差し止め訴訟」。原告といっても一口3000円で誰でも参加できる、いわばインスタント原告。それでもなにか身のひきしまる思いがする。
 911事件の後、政府やマスコミの言葉をほとんど信じられなくなっているのは私だけだろうか。とりわけごまかしやすりかえの得意なコイズミの言葉は死んでいる。裁判所はどうかな。せめて法律の中では日本語が生きていて欲しいのだが。

shuzo MARUTA : 23:58 | コメント (0)

2004年02月14日

熊本ラーメン

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 30数年前、九州から東京へ出てきた頃、カルチャーショックを受けたものの一つがラーメンだった。九州のラーメンは熊本でも佐賀でもこってりと白濁したスープ。ところが東京のラーメンは透き通った醤油色で味も淡白。これほど異なるものを同じラーメンという言葉で表現していいものかと、半ば憤慨した覚えすらある。
 今ではラーメンを食べることは少なくなったが、それでもちょっと疲れたときなど栄養たっぷりの熊本ラーメンが懐かしくなる。と、そこで写真は友人のKさんが送ってくれた生の熊本ラーメン3種。早速今日の昼に作ってみた。火の国からの熱風が体中を吹きぬけたみたい(ちょっと大げさか?)。でもうまい。後味もさっぱり。外では南の風が吹いて春一番かな。今日はいっぺんに春がきたようだ。

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2004年02月13日

BOSE

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 ロクロの下にBOSEのスピーカーを設置した。今のところFMラジオしか聴けないが音環境は快適になった。これはBOSEの最初期型のスピーカーで形は5角形。前面に8個、後ろに1個、合計9個のスピーカーがついている。左右合わせれば18個。ただし低音はまったくでない。超高音も苦手。したがって西洋楽器や電気楽器には役不足。でもヒューマンサウンドにはぴったり。人間の声(歌声)は見事に再生してくれるし世界中のほとんどの民族楽器もこれで十分。FMだけではもの足りないので、次はこれに合うCDプレイヤーが欲しくなってきた。

shuzo MARUTA : 23:55 | コメント (0)

2004年02月12日

李朝

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 しばらくはロクロモードの日々なので周辺の環境をもう少し快適にしたくなってきた。暖房は灯油ストーブと薪ストーブの併用で何とかなっているが、次はやはり音。今日はラジカセを窓際においてみたがやはりもの足りない。ちょうど古いBOSEのスピーカーがあるのでそれをメインにちょっとしたオーディオ装置を設置できないかと現在思案中。うまくいったら極楽ロクロ場が誕生するはず(かな?)。
 近所のギャラリー「布う}では李朝の家具展。蝶やこうもりの金具がいつ見てもいいが、最近では韓国の国内でも李朝リバイバルとやらで見直されているらしい。それはいいことだが値段のほうはもうこれ以上高くなってほしくない。買うなら今のうちかな。

shuzo MARUTA : 23:58 | コメント (0)

2004年02月11日

塩漬け

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 地元産の高菜がスーパーに出ていたので、買ってきて塩漬けにしてみた。茎も葉もかなり硬くごわごわしていたので塩を多めに振ってまぶしておいた。2日で色も変わりしんなりしてきたので試食。ピリッとした辛味があり歯ごたえもいい。これはりっぱな高菜漬けだ。

shuzo MARUTA : 23:50 | コメント (0)

2004年02月10日

旅立ち

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 今年に入って周囲の人の動きが激しい。一昨日の日曜日は親戚の葬式。今週末には兄がトルコへ赴任。甥のJ君はロシア経由でヨーロッパへ一人旅。今ごろはシベリア鉄道の車内のはず。これは先を越されてしまった。私はどこへも行かず(行けず)、一人、ロクロを回す日々。

 春には旧知のN君とHさんの結婚式。写真はその引出物にする花瓶。ロクロ周りが落ち着いたら調子もいい。おまけに静かなロクロなので仕事場でも音楽が聞きたくなってきた。

shuzo MARUTA : 23:23 | コメント (0)

2004年02月09日

オレンジ

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 土曜日の東京。首都高が延々と工事渋滞だったのでたまりかねて一般道へ降りたらまたそこでも工事。あきらめの境地で車を走らせていたらいきなりオレンジの光に包まれた。東京タワーの真下に出ていたのだ。東京タワーってこんなに明るかったかな。構造がオレンジ色に光っていて、とても鉄骨とは思えない。ライティングの威力。馬子にも衣装か?

shuzo MARUTA : 23:13 | コメント (0)

2004年02月07日

碍子

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 使わなくなった屋外の電気配線部分に古い碍子(がいし)が付いたままになっていた。最近あまり見かけないのは配線の方法が変わってきたのかな。よく見ると面白い形。量産の実用器具だけれども、単に実用だけを考えて作られたとはとても思えない。デザイナーのたしかなセンスを感じる。

shuzo MARUTA : 20:24 | コメント (0)

2004年02月06日

明かり

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 蛍光灯の明かりは何か仕事をするときにはいいが、それ以外の時は落ち着かないので敬遠してきた。でも最近では蛍光灯も進歩しているようだ。この明かりは電球のようだが実は蛍光灯。ちらつくこともなく色も白熱電球とほとんど変わらない。60W形で消費電力は13W。線香花火の最後の雫のような形も気に入った。ナショナルのパルックボール。宣伝したいわけではないが、これはなかなか優れものではないかな。

shuzo MARUTA : 23:51 | コメント (0)

2004年02月05日

干し柿

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 ロクロの近くに新しいコンセントを作り、配線も新しくした。古くなったコンセントを見たら中がさびでボロボロ。これでよく電気が通っていたものだ。このぶんだと他にも危ないところがいっぱいありそう。
 干し柿は正月には欠かせない食べ物だが、これは手作りのいただきもの。干し柿を作るには山の乾燥した厳しい寒さが必要のようで、神奈川で作るのはかなり神経を使うらしい。それにしても渋柿が干すだけでこんなに甘くなるなんて、やっぱり不思議。

shuzo MARUTA : 23:31 | コメント (0)

2004年02月04日

手巻きおにぎり

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 このごろはご飯がおいしいので酒を飲んだあとでも少し食べたくなる。そんな時にぴったりなのが手巻き寿司ならぬ手巻きおにぎり。四つ切リにした海苔にご飯を盛り、手近な具をのせていく。野沢菜、たくあん、梅干、おかか、ごま塩、じゃこ、味噌、、、。とにかくなんでものせてくるくる巻いて食べる。おかげで飲みすぎることは少なくなったが、ついつい食べ過ぎるきらいがある。まあ、どちらも過ぎたるはなお及ばざるが如し、、、ちょっと違うか?でもうまいんだなー、これが。

shuzo MARUTA : 23:40 | コメント (3)

2004年02月02日

ワトコオイル

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 ロクロまわりのテーブルはほぼ出来たけれども、最後の仕上げでちょっと迷ってしまった。今まではウレタン塗料で固めていたが、これがどうも納得いかなかったのだ。迷ったあげく、今回はイギリス製のワトコオイルで仕上げることにした。耐久性や耐水性は未知だが、少なくとも木材や人間にはやさしい塗料のようだ。作業もラク。途中で頭が痛くなるようなこともなかった。明日、全体のレベルを調整すれば完成。これでようやく土仕事が出来る。

shuzo MARUTA : 23:59 | コメント (0)

2004年02月01日

高菜

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 今日からもう2月。ひと月過ぎるのが早い。1月はいったい何をしていたのか。仕事は進まず、気はあせるばかり。
 週末だけ開いている近所の農家の販売店に高菜漬けが出ていた。味の付きすぎたスーパーの漬物は後味が悪くて苦手だが、こうした塩と唐辛子だけの漬物ならうれしい。

shuzo MARUTA : 23:53 | コメント (0)