黒く枯れた蓮の実、こんなものも流れ着いている。中にはどんぐりのような実が入っていて、振るとカラカラと音がする。青い蓮の実は子供のころ好物だった。今は誰も食べなくなったのかな。
おかげさまで個展は無事終了しました。どうもありがとうございました。
浜辺の散歩の楽しみは石ころ集めと漂着物探し。遠い海の中からやってくるもの、近くの川を流れ下ってくるものなどさまざま。夏になるとゴミが増えるけれどもまだ夏前なので浜辺はきれい。
写真の骨はイカのものと教えられてきたが、それがどんなイカなのか考えたことはなかった。細長いスルメイカなどではなく、たぶんアオリイカやコウイカのものではないかな。
松林のあいだに黒っぽいかたまりがあり、何かと思ってよく見たらそれに大きな目玉がついていた。浜辺のめずらしい住民。パンダウサギというのかな。縁日の屋台などで売られている白と黒の小型のうさぎ。大きくなって飼えなくなり誰かがここに捨てたのだろう。近づくとぴょこん、ぴょこんと跳ねて逃げていった。
陽射しは強くなってきてもまだ5月。風は涼しく、湿度も低い。何をするにも一番いい季節だ。
夕方の浜辺でよく見かけるのは犬の散歩。鎖を解かれて走り回っている犬もいて結構楽しそう。そんな浜辺のところどころに浜昼顔がかたまって咲いている。潮風に吹かれながらも砂地にしっかりと根をはり枝を伸ばしている。花に似合わずたくましい。
海岸に沿って走る国道134号線の両側には砂防のためのネットが張られていて、その中で松林が守られている。それらの松の根元には様々な植物が繁茂していてこれもその一つ。葉は露草のようだが花が白い。検索したらどうやら南アメリカ原産の常盤露草。車道に面した狭い範囲に密生している。
ヒリアード・アンサンブルの歌声にヤン・ガルバレクが即興でサキソフォンを重ねていく「officium」は今回の個展会場での「music for gallery」。
ヒリアード・アンサンブルは完成度の高さではクラシック界随一ではないかと思うが、なんだか蒸留水のようで面白みには欠けていた。彼らとヤン・ガルバレクをジョイントさせたのはいったい誰のアイデアなのだろう。ヤンの切り裂くような音が加わることで緊張感が一気に高まり、中世の宗教曲も現代の音楽となっている。録音は1993年、ドイツECM。
個展も2日目を過ぎ、生活モードが徐々に切り替わってきた。寝不足が解消できたおかげで疲れもとれてきたようだ。
初日にもらったバラが翌日にはこんなに開いている。名前は忘れたが原種のバラらしい。こんなバラははじめて見た。
今日も朝から雨。台風が近づいているらしい。5月に台風?気候が変わってきてるのかな。
高麗山も新緑の頃を過ぎ、黒々とした緑に覆われてきた。山全体が生きているような力強さがある。
個展の案内状の中で開場時間が抜けていました。午前11時から午後7時までです。いやー、余裕がなくなっている証拠。冷や汗。
9時過ぎにようやく窯詰め終了。夜ではなく朝の9時。風呂に入り、一杯やってから一眠り。おそろしく時間のかかる効率の悪いやり方ばかりやっているようだが、他に方法がないのでしかたがない。理想をいえば、釉がけと窯詰めには一週間くらいかけたい。あるいは弟子を10人くらい抱えるとか。まあ、どちらも無理だな。
数日前から梅雨のような天候。写真は昨日の夕焼け。刻々と色が変わっていくので交差点でとりあえず一枚撮っておいた。田舎の交差点なのに電線が多いこと。空もろくに見えない。
久しぶりに本格的な風邪をひいたと思ったらなんと一日でほぼ回復してしまった。いったい何が良かったのか。
1.だるい体をおして窯出しをして、サウナのような汗を出したこと。
2.湯たんぽで足もとを暖めて寝たこと。
3.ビタミンC(錠剤)、ういろう(丸薬)それに梅干をいっぱい食べたこと。
4.送ってもらった熊本のとんこつラーメン(生ラーメン)ににんにくをたっぷり入れて食べたこと。
これからは風邪をひいたらこの四つを思い出すことにしよう。
今朝の空は青空も広がり、いい一日となりそうな予感。
南側の一軒先の家が更地になったあと、ひと月も経たないうちに巨大な家が建ちはじめた。電柱より高い。こんなのアリ?
まあウチはさほど影響ないとは思うが、それでも暗くなることはたしか。それに冬の陽射しは心配。ただ一つだけ取り柄があるとすれば風よけになりそうなことくらいかな。台風のときなどは役に立ってくれるかもしれない。それにしてもねえ、、、困ったものだ。
今日も一日中降ったり止んだり。昼間は雑用ばかりであっという間に時間が過ぎてしまう。
山椒の実が大きくなってきた。実をつけない木も多いがこの木は毎年結構実らせる。去年はとうとう採らずじまいだった。今年は何か作ってみるかな。山椒酒か佃煮か。
曜日の感覚がなくなっているが、今日は日曜日。NHK FMでは夜9時から北中正和さんの「ワールド・ミュージック・タイム」。毎週聴いているので一週間過ぎたことをこれで実感できる。今夜はファドの特集。懐かしいアマリア・ロドリゲスの歌もあった。非欧米圏の音楽を聴く機会は少ないのでこの番組は貴重。
他によく聴いているのは竹村淳さんのラテン音楽。これは火曜日の午後。あとは鎌倉FMでジャズ。ここは夕方から深夜、そして明け方までほとんどジャズを流しているのでBGM的に聴くにはいい。
今日は一日雨。ブラックベリーの花も雨に濡れている。明日も雨らしい。
モノにも意思や感情があるのだろうか。実は少し前から洗濯機の具合が悪く、ギクシャクしてまともには動かなくなっていたのだ。これから暖かくなって洗濯の回数も増えるので、この際買い替えを考え昨夜からネットを検索していた。そしたらどうしたことか今日になってその洗濯機が何の問題もなく完璧に動くのだ。洗濯機でさえ捨てられると感じて必死にがんばったのかな。
ライアル・ワトソンの本に「シークレット・ライフ」というのがあった。動物や植物だけでなく石や機械にさえも意思があると。洗濯機にもそして当然焼き物にもね。
最近は家の中にこもりっぱなしなので、たまに外の空気を吸うとほっとする。上の畑を見に行ったらジャガイモの花がちらほら咲いている程度。まだまだ収穫までは長そう。空を見上げればちょうど夕陽が木々の間に隠れるところ。穏やかな日だ。
azur(アジュール)は青空文庫の作品を読むための新しいソフト。従来のものと大きく違うのはインターネット・ブラウザーの機能が付いたこと。試しに満月工房のotukimi diaryを開いてみたらご覧のとおり。縦組みの文字が大きくて読みやすい。ただレイアウトはかなり変わってしまうし文字化けも少々。しかしこれは便利に使えそう。なんたってニホンゴ読むには縦組みデス。
せっかくの連休なのに朝から霧雨。こちらはどこへも行かないので関係ないが、あいかわらず道路はあちこちで渋滞しているらしい。渋滞30キロ以上だなんて、よく耐えられるものだ。忍耐や我慢がよほど好きな国民なんだな。ワタクシ耐えられません。
スーパーで発見、「あたり前田のクラッカー」。子供の頃の九州でもすでにポピュラーだった。ほぼ40年ぶりか。パッケージは今風に変わっているが油っぽい味には時代を感じる。しぶとく生き残ってるなァ。
いつのまにか昼と夜が逆転した生活になってしまった。冷静に考えれば昼間のほうが仕事ははかどるのに、ついついあせって夜なべをしてしまう。なんだか悪循環。
手作りの干物をもらったので今夜は仕事場のストーブで焼きながら一杯。夜は冷えるのでまだまだストーブはしまえない。