暖かいのであまり実感が湧かないが、今年も残すところあと一ヶ月。時間は大切に使わねば。
今日は半年振りに蕎麦粉を注文した。すでに新蕎麦が出回っているというのにこの秋はまだ一度も蕎麦を打っていなかった。忘年会に年越し。12月は蕎麦だ!
とうてい受け入れがたい現実というものがある。早朝の電話。いとこの次女の訃報。去年の9月、築地の展覧会で会ったのが最後となった。合掌。
今日は満月。「月の魔力」という本もあった。車の運転には注意。
午前中、運転免許更新の講習。今年から有効期限が5年間になったようで、新しい免許は平成21年まで有効。面倒な手続きと退屈な講習が減るのは結構なことだ。ただ今朝は後ろの席の女性が風邪でゴホゴホ状態。おかげでひどい咳を1時間も浴びてしまった。これにはまいった。風邪で車を運転したら罰金十万円、即免許停止、、、とはならないだろうな。人を憎まず風邪を憎め。ガマンガマン。
落葉寸前のイチョウの葉。名前から連想するわけではないが、こうして見るとまるで黄色い蝶が乱舞しているようにも見える。
こちらはアザミの綿帽子。小鳥の胸毛のように真っ白でふかふか。
これまで写真はフォトショップで補正しWEB用に縮小していた。ところがこれがうまくいかず毎回苦労していた。アンシャープマスクのかけかたが複雑でいくらやってもぼんやりした画像になってしまう。そこで新たにResizeというフリーソフトを使ってみた。そしたらこれがGOOD。ボタン一つでたちまちシャープな縮小画像が出来上がる。簡単、便利。これからとうぶんお世話になりそう。
雲ひとつない秋晴れ。しかし雲はないがなんだか空の青さがもの足りない。これは数年前から気になっていることだが、群青色の空を久しく見ていない。大気中に水蒸気とは違うなにか別の粒子が漂っているような、、、考えすぎだろうか。
ホームページを開設したのが2001年の11月19日。気がつけばもう三年が過ぎている。この先どんな展開になるのか、自分でも分からない。面白くもあり、危うくもあり。
新作の花器に南天。白と黒、緑と赤。今日の出会い。
会期が3週間あるとそのあいだの季節の移り変わりがよく分かる。初日ころの汗ばむほどの日差しは弱まり、ようやく秋らしくなってきた。
明日(今日)が最終日。長かったような、短かったような。今の窯での展覧会はこれが最後。次は、、、どうなることやら。
早朝から電話で起こされたので頭も体もすっきりしない。おまけに2日続けて雨なので散歩もできず運動不足気味でもある。
今回はこんな茶碗を作ってみた。味はどうか。
展覧会も終盤になって遠方からのお客さんが多い。しかも初対面の人ばかりなので緊張してしまう。
夕焼けの空が異様に赤かったので急いで外に出てみた。デジカメで撮った写真だが色調はなにも補正していない。夕焼け雲ってこんなに赤かったかな?
昨日とはうって変わり、からりと晴れた秋晴れの一日。風もなく散歩にもちょうどいい。
昼間歩きながら見た山茶花が見事だったので、暗くなってからもう一度来てみた。カメラ内臓のフラッシュをたいて撮影。暗い中でもオートフォーカスでピントは合うし、光量もバッチリ。弘法も筆は選んだほうが良さそうだ。
Like a bird on the wire, like a drunk in an old midnight choir, I have tried in my way to be free...
♪電線の上の一羽の鳥のように
真夜中の聖歌隊の酔っぱらいのように
ぼくはぼくなりのやりかたで自由になろうとした、、、 ♪
レナード・コーエン「電線の鳥」 三浦久訳
雨上がりの夕暮れの空、電線の上に群れから離れて一羽のカラス。こんな光景を見るとレナード・コーエンのこの歌を思い出す。自由であること。簡単なようだがその代償は大きい(しかし開放感はそれ以上に)。
20年ほど前だったか、サーフィンに挑戦したことがある。陸のほうから見ているぶんには気楽な遊びくらいにしか思えなかったので、初めは軽く考えていた。ところがこれが大間違い。板の上に腹ばいになるだけでも一苦労。ましてやその上に立ち上がるなどというのは至難の業。足を乗せたとたんにつるんと氷の上をすべるように落ちてしまう。おまけに大波小波ザブンザブン。あれでよく溺れなかったものだ。
それまで運動神経はいいほうだと自負していて、どんなスポーツでも一通りはすぐにこなせたものだがサーフィンだけは違った。地球を相手にするスポーツ。ごまかしはきかない。
今日の海は静か。河口付近のわずかな波を求めて多くのサーファーが夕暮れまで集まっていた。
東北6県の中で山形県だけは日本酒の性格がはっきりせず、不思議に思っていた。時代遅れの酒造りと一方では都会に媚びた酒造り。両極のあいだで目指すべき方向が揺れ動いていたのだと思う。
「亀酔(きっすい)」は米鶴(よねつる)酒造の新顔。山形の酒ということで躊躇したが飲んでみて驚いた。薄暗がりの中で漆黒の大黒柱に出会ったような安定感。静けさの力。名前の由来は酒米「亀の尾」の変異種を自家栽培した「亀酔」という米から。これはこの秋の収穫だ。
日曜日のオープニングで気持ち良く飲みすぎてしまった。ちょっとした開放感もあり、たっぷり日本語を話すこともできた。こうしたハレの場があることでようやく気持ちのバランスが取れているような気もする。
いい色になってきた裏の柿の木。カラスにつつかれてだいぶ数が減っている。
台風、地震の後にはブッシュ、コイズミ、楽天と嫌いなものばかりが目に付くこのごろ。冷静に平常心を保つのは大変だ。おまけにイラクからはまた一つ悲劇が。
香田氏の行動が情報不足による無謀なものだったことは否めない。しかし自衛隊の派兵を正当化したいばっかりに、イラクが戦時下にあることを自国民に知らせなかったのは誰か。宿営地に砲弾が飛んできてもなお、サマワは安全だなどと強弁しているのは誰か。言葉は生きている。ウソやごまかしは命をも奪う。次は発言者の自己責任とやらを問いたいものだ。
11月だというのに暖かい。昼間はTシャツで過ごせるほど。高温現象はまだ続いているようだ。展覧会は始まっているというのに今夜からまた本焼き。どうなっとるのかな?
畑の脇の野菊。一週間ほど前はまだ蕾だったのに、今日は満開。
日本画の平岩先生との二人展。初めての試みなのでどうなることかと思ったが、なんとかかたちになってとりあえずは一安心。それにしてもぎりぎりまであわただしい。毎度のこととはいえ少しは反省しなくては。
夕方6時過ぎに本焼き終了。窯出しは展覧会初日の朝かな。毎度のことながら自分でもあきれてしまう。
仕事場の窓から侵入した山芋の蔓。葉っぱの付け根にはむかごができるはずだが一つも付いていない。やはり室内では光と養分が足りないようだ。