アネハネハ楽園国にひっそりとたたずむ「待ち人ホテル」。
階段が長いなあ。ドアも窓も小さいなあ。中は暗くて静かだなあ。待ちつづけて何十年経ったかなあ。待ち人は誰だったかなあ。
作者は姉歯公也さん。置き場所はどこにするかなあ。
過去の写真ファイルを調べてみたらこの「オオイヌノフグリ」の写真が何枚かあった。撮影日は2005年が3月7日。2004年は2月17日。そして今年のこの写真は1月22日。暖冬はエルニーニョ現象で海水温が高くなっているのが原因とか。はたしてそれだけかな。
秦野市には菖蒲という地名がある。名前のとおり、近くのお寺には大きな菖蒲園がある(らしい)。その地区の公民館へ焼き物講師として出かけたついでに付近を散策。そこで目にしたのがこうした道祖神の祠。青竹の柱に杉葉の屋根。こまやかな心遣いが生きている。
薪ストーブの中に入れようとした瞬間にふっと手が止まってしまった。懐かしい香り。なにかの香木かと思ったが樹皮を剥ぎ取ってみて判明。シナモン(ニッキ)だ。あちこちから寄せ集めてきた焚き木の中にこんな木が入っていたとは。検索で調べた結果、どうやら薮肉桂のようだ。
日本酒は生ものなので蔵元を出荷されたあとの管理の仕方で味がまったく変わってくる。たとえばこの「大七」。銀座の量販店で買ったものと昨年小田原のショッピングセンターで買ったものとは全然違っていた。もちろん銀座のものが良かった。もしかしたら管理だけではなく何か他の理由もあるのかもしれない。柔らかく奥行きがあり滋味に富む味わいは日本酒の王道。近くでは扱っている店が少ないので「大七純米」はささやかな極私的銀座土産なのだ。
天気がどうも安定しない。昨夜雨が降ったかと思えば今日は快晴、そしてまた夕方には雨。
畑の脇には5ミリほどの小さな花。よく見ると花びらに雄しべ、雌しべときちんとそろっている。小さくても自然には手抜きがない。
朝から冷たい雨模様。ただ雪にはならなかった。そろそろ冬らしい白いものも見てみたい。
四隅に織部の緑を配した白磁の皿。近々shopに登場します。
右を向いても左を見ても八方ふさがりの真っ暗闇夜。これからどうしていきませう。
「蛙たち」は都内でも珍しくなったシャンソンクラブ(唯一かも?)。前を通るだけでまだ入ったことはない。騒々しい表の銀座もあるがまだまだこんな一角も残っている。
火曜日は東中野から銀座へまわり、森田画廊で作品の引き取り。そのあとさらに阿佐ヶ谷へ移動し、禁酒禁煙中のI氏のお見舞い。励ますつもりが逆に励まされてしまった。目に映る現実の移り変わりは激しい。しかしそれでもなお変わらないものが確かにある。
東中野の「パオ」。ビルに建て替えられてからは少々堅苦しい雰囲気があったが去年あたりから再びパワーアップしている。レストランを中心に絨毯、古本、古道具、旅行社そしてギャラリーまで。都会の遊牧民が集う活気のあるバザールとなりつつある。http://www.paoco.com/
3階のギャラリーでは伊藤久仁子さんの敷物展開催中。羊や駱駝などの毛を紡ぎ、素材の色そのままで織り上げた絨毯。重厚で落ち着きます。見ごたえあり。1/28まで。11:00〜19:00(月曜休み)。1/19には織りのデモンストレーションもあります。詳しくは03-5389-5573(パオ ギャラリー)まで。
今日も天気がよくて暖かい。冬の日差しは気持ちまでなごませてくれる。晴天続きでストーブ用の薪もカラカラに乾いている。寒いのになんだかビールを飲みたくなる気分だ。
去年の3月に仕込んだ味噌もこれが最後。これでは春までもちそうにない。どうやら作る量が少なすぎたようだ。今年は去年の10倍くらい仕込んでやろうと思う(無理か)。
今夜は冷え込んでいて氷点下まで下がるかもしれない。土が凍るとまずいので作りかけのものにはタオルを巻き、ストーブには多めに熾きを残しておいた。
猛烈な低気圧も過ぎ、朝から冬晴れ。薪ストーブの調子が落ちていたので2ヶ月ぶりに煙突そうじをした。毎度のことながら全身真っ黒け。なんとかならないかなあ、この作業。「煙突そうじロボット」なんか誰か考えてくれないかな。
素材にこだわるだけなら素人にもできる。しかしその素材を活かす経験、智恵、技術、設備さらには全体の味を見極めるセンスということになると完全にプロフェッショナルの領分。
伊勢原市の「ブノワトン」。以前お土産にもらったパンがすごかったのでずっと気になっていた。丹沢からの帰りに今日初めて立ち寄ってみたら午後3時前だというのにほとんどのパンは売り切れ。ただかろうじて牛の角のような細いパンなどが残っていた。味は穀物そのもの。まぎれもない直球勝負。こういうホネのある味は好きだ。
というわけで昨年から続けている骨シリーズの試作(やきもの)と並べて撮ってみた。やはり今年もホネだ。
本堂前の提灯には町の名前がひとつづつ書かれていて中には旅籠町というのもあった。現在の藤沢市の地図からはすでに消えている地名。他にも蔵前町、陣屋小路町などというのもあった。
ここは箱根駅伝のコースにもなっている藤沢市内の遊行寺坂に面した諏訪神社。いくつもの提灯が景気良く灯っていたのでそれにつられて立ち寄ってみた。