タージマハル・ホテルが炎上している映像を見た。ムンバイがまだボンベイと呼ばれていたころ、1978年ころだったかこの町に一週間ほど滞在したことがある。この近くの安宿に泊まり界隈の骨董店を冷かして歩いていた。インド門の向うには広大なインド洋が広がり手前の広場では毎日のように映画のロケが行われていた。近代インドの象徴のような場所、そこが狙われた。これが「インドの9・11」とならないことを願う。
一日晴れたと思ったらまた雨。天気が日替わりメニューのように変わり、その繰り返しのたびに寒さは確実に厳しくなってくる。ストーブはまだ出してないが湯たんぽはすでに欠かせなくなっている。
満月工房ホームページを公開してから7年が経った。今日から8年目。また新たな気持ちで取り組みたい、と言いたいところだが最近は少々停滞気味。景気と同じで人の気持ちにも波はある。
おもえば2001年9月11日に感じた恐ろしい予感、それは7年を経てますます現実味を帯びてきたように思う。経済の不況と蔓延する不信感。言葉が通用しない暴力の連鎖。先日の厚生省元幹部襲撃事件からは2.26事件を連想してしまった。
石の上にも三年といいますがいつのまにか7年経ってしまいました。7年経ってもたいした進歩はなく相変わらずキーボードは下手。続けることに意義がある、という理屈にもならない理屈をたよりに細々と続けております。ご訪問に感謝しつつ、お見苦しい点はひらにご容赦。これからもどうぞよろしくお願い致します。
ガソリンの値段がだいぶ下がってきた。昨日見かけたところでは121円というスタンドもあった。ただ今回のガソリン高騰でガソリン車離れは確実に加速するだろう。電気自動車はバッテリーの問題さえ解決できれば構造は簡単そうなので新規参入の敷居は低い。ピンチはチャンス。新時代の本田宗一郎が現れてくれないものか。
自民党が考える一票の値段が1万2千円なのだろうか。金融危機のどさくさにまぎれてのゲンナマ作戦。発想がお粗末。2世、3世政治家の頭の中身が総理になることで次つぎにバレてしまう。
ただ忘れてならないのはこの「給付金」は3年後の消費税増税とセットになって出てきたということ。このお金を受け取ったらそれは消費税の増税を受け入れたということなのだ。カネをもらったら増税には反対できなくなる仕組み。人の弱みに付け込んでずるいことを考えるもんだ。曰く「将来の世代の負担を軽くするために増税が必要」とのこと。将来の世代の負担を軽くするために消費税は上げてはいけないと思うけどね。
給付金については「辞退」という方法があるらしいが辞退ではなくて「拒否」という選択肢があってもいい。