夕方散歩しているとときおりこんな光景に出くわす。ねぐらへ帰る前の野鳥の群れ。まるで海の中の小魚のように変幻自在に形を変えて飛び交う。カメラのレンズを向けると狙い済ましたかのようにこちらへ向かってくる。大きな羽音で威嚇しているようだ。もしかしたらねぐらの安全を確保するためにこうして敵を追い払っているのではなかろうか。
先日、友人に誘われて訪問した大船の密教寺院で出会ったミミズク君。50センチほどの大きな体に大きな目玉。帰ってネットで調べたらワシミミズクのようだ。近づくと羽毛を小刻みに震わせて緊張してるのか警戒してるのか。こんな猛禽類とフレンドリーライフを過ごしてみたいものだけど、お食事が大変そうだな。
朝方、ロクロの近くでバサバサという羽音がしていたので何かと思って探したらくもの糸に絡まったセミだった。緑色の模様のミンミンゼミ。羽をきれいにして外に出したら元気よく飛んで行った。まだ大丈夫そう。
webで見つけたこのグラフ。人を死に至らしめる生き物ランキング。なんとトップが蚊だった。年間72万5千人が蚊に殺されているんだと。今話題のデング熱やマラリヤ、日本でも昔は日本脳炎というのもあったな。
しかし蚊というのは何と因果な生き物かと思う。まあ、生類相身互いの精神で1CCくらいなら血を分けてあげてもいいけど、その見返りに痒みと病気をうつされたのではたまらない。
この夏もいっぱい刺されたな。これからも気をつけなくちゃ。
先日も見かけた団地の中のノラ。今夜もゴミ捨て場の近くで丸くなっていた。警戒心はまだ残っていてあまり近くには寄れない。今日は大寒。もうしばらく耐えろよ。
Lumix G1 + Kodak Ektar 44mm/f3.5 + Silkypix
仕事場のストーブのそばにきてじっと動かないこの虫はカマドウマかな?こんな寒い日にノコノコ起きてこないでさっさと冬眠すればいいのに、、、と思ったけど、昆虫って冬眠するのか?
二宮町の県道の交差点。信号待ちをしていたら歩道の脇からふらふらと現れたイノシシ(たぶん)。まだ子供と思われ車の怖さも知らない様子。親とはぐれたんだろうか。
数日前から近所で「ホー、ホー」という鳥の鳴き声が聞こえる。ふくろうなのかな?暗くなってからほぼ一晩中鳴いてる。どうしたんだろう。できれば近くへ行って姿を拝みたいところだが暗闇の中ではそれは無理。いつまで居てくれるのかわからないが毎晩窓を開けて静かに耳を澄ませている。
真冬のような冷たい雨と風。そんな中でもカラスは今朝も元気にご出勤。いつものゴミ出し場に数羽がいて車で近づいてもなかなか逃げない。停まってカメラのレンズを向けるとさすがにばたばたと飛びたつけれども離れればまたすぐにもどってゴミ荒らし。困ったものだけど他に対処のしようもない。
1961年の映画だけれどもこの中に出てくる猫の演技がいいと聞いたのでDVDを借りた。茶トラ(今で言えばアメリカンショートヘアーか)でちょっと太め。この猫が初めから最後まで出てきて脇役というよりは準主役。フィルムの時代に猫をよくここまで訓練したものだ。猫もトレーナーもすごい。
カナカナカナカナ、、、カナカナカナカナ、、、
平地ではいっこうにセミの声が聞こえてこないのにここは別世界。ヒグラシの鳴き声が遠近感を伴って立体的に響いてくる。思わず聞きほれてしまうヒグラシ交響楽団。富士山麓、須走にて。
カミキリムシは木材に穴を開けたり葉を食い荒らすということで害虫にされているようだ。しかし彼らとしてみればこうやって代々命をつなげてきたわけで今になって害虫などと言われるのは心外なはず。彼らから見ればむしろ人間のほうこそ害生物だろうな。
検索したらカミキリムシは国内だけでも800〜900種が確認されているらしい。昆虫の世界も奥が深い。
ゴロゴロしてるだけじゃない、たまには猫も走る。
地震警報が出ています。西日本以南、要注意です。http://8534.teacup.com/fullmoon/bbs
カマキリの前足の内側に白黒の目玉発見。こんなの初めて気がついた。どう見ても目玉にしか見えない。これで敵を威嚇するんだろうか。一対一の緊迫した場面では結構役に立つのかも。
9月に入ってから裏の畑にサギが飛んでくるようになった。10羽ほどの集団で朝と夕の2回やってくる。検索したらチュウサギのようだ。雑草の中にいるバッタなどを食べているもよう。首がやたらに長くて立っているときは不恰好だが羽を広げて飛び立つ姿はみごと。こんな時は望遠レンズが欲しくなる。
Nikon F801s + Sigma 50mm/f2.8 macro
前のお宅ではファニーと呼ばれていたけれども、ちょっと呼びにくいのでリクと呼ぶことにした。陸上の生き物だからリクでいいか、という単純な発想。
山の上の展望台にいたノラ君。前を通ってもじっとしたまま無反応。カメラを向けても重そうにまばたきするだけ。体型はノラにしては珍しくメタボ。最近はやさしい人間が増えていじめられることもなくなったのだろうか。
梅雨のような雨が続き気温も低い。残暑ということばを使うひまもなくいきなり秋になってしまったようだ。暦(旧暦)では立秋を過ぎて処暑。数年前から季節のめぐり方が早くなり、しだいに旧暦に近づいているような気がする。
秋風とともに虫の音もにぎやかになってきた。これは夜の間に家の中に紛れ込んでいたスズムシ。ネットで調べたらウマオイのようだ。
炎天下に軽トラックの荷台に乗せられているワンちゃん。かわいそうに羊のようなフカフカの毛皮が暑苦しそう。
以前、白くまのように大きな犬と共同生活をしている夢を見たことがある。それ以来大型犬を見るとつい惹かれてしまう。犬を飼うならこのくらい大きな犬がいい。
夜のイタチの姿を写真に撮ろうとフラッシュをたいたのだが写ったのは二つの目だけ。しかもピンボケで光量も足りない。こういう場面ではカメラの性能がはっきりと出てくる。今使っているオリンパスのE−300は発色に関しては面白いのだがそれ以外のカメラとしての基本性能では少々時代遅れ。たとえばオートフォーカスの精度と速さ、露出やホワイトバランスの精度、ストロボチャージの速さなどどこをとっても甘い。そういう点ではニコン、キヤノンの2大メーカーには一日の長がある。そろそろカメラも替えどきか。
最近暗くなると裏のビワの木のあたりからガサゴソと音がしていた。何だろうと思い懐中電灯を照らしたらイタチだった。細長いからだに大きな目。すばやい身のこなし。それにしてもイタチがビワを食べるとは思わなかった。
本焼き途中、1100度過ぎから温度が上がらなくなった。ヒーター線が断線したようだ。冷まして修理するのに二日はかかるかな。まったく忙しい時に悪いことが重なるもんだ。おかげで今後の予定が狂ってしまった。
このトンボみたいな虫は蚊なのか蛾なのか。初めて見るような気がするが。
台所に残っていた生姜の上に蟻が数匹。どういうわけか身じろぎもせず標本のように乗っている。生姜の中になにか蟻の動きを麻痺させる成分があるのだろうか。それとも単に朝の冷気で動けなくなっているだけなのか。
菜の花のまわりに蝶が一羽。今年になってはじめてみるモンシロチョウだ。風に吹かれてひらひらと木の葉のように飛んでいったかと思うとすぐにまたもとの場所に戻っている。頼りなく見える蝶といえどもしっかりと意志をもって飛んでいるんだな。
どこから入ってきたのか茶色くなったカマキリがテーブルの周りをのそのそ動いていた。あれっと思いながらもそのまま放って置いたら今度はパソコンの裏から顔を出したのでドキッ。カメラのレンズを向けたら目がギロッとこっちを向いた。その後もパソコンの上をうろうろ。まったくなに考えてるんだか。しばらく観察した後、背中をつまんで窓から出してやった。
湖畔に出て写真を撮ったあと車に戻ったらフロントガラスの内側に小さな虫が止まっていた。いつの間に入ってきたんだろう。体長は2センチくらい。透けた2枚羽が面白い。はじめて見る虫だけど、、、どちらさんですか?
いつのまにか風呂場にこおろぎが住みついていて暗くなると結構にぎやか。家の外からはリーン、リーンとかリリリリという風情のある鳴き声も聞こえてくるが風呂場のおじさんはリリリというよりはギギギに近いような声でダミがかかっている。それだけ聞いているとうるさいがそれでもいつのまにか耳界(こんな言葉あったっけ?)から消えているから不思議。
「こおろぎも風呂場のエコーで上機嫌」
この夏最初のアカトンボ発見!と思いきや。検索してみたらミヤマアカネのメスとのこと。これから涼しくなるにつれ胴体の色が赤くなっていくのかと勝手に考えていた。これはアキアカネとは別種でした。
晴天は忘れたころにやってくる。二日続いた豪雨の後、ようやく天気が落ち着いた。この蝶はアゲハのようだが赤い点が入っているのが珍しい。ネットで検索しても判らなかった。ご存知の方、ご教示ください。
カメラのレンズは生き物(ニンゲンも)には緊張感を与えるようで、ファインダー越しに見る反応は「逃げる、目をそらす、照れる」この三つのうちのどれかになることが多い。ただ中には例外的にレンズの前を好む種族もいて、この猫もそう。カメラを向けたら走って近づいてきて、程よい距離でポーズ。それでも微妙に視線をそらしているところなどは奥ゆかしい。
小鳥たちが入れ代わり立ち代りその小さな嘴でつついていったのだろう。中まできれいに食べられて居心地良さそうな小さなお家ができていた。名付けてオレンジハウス。こんなところで昼寝してみたい。
競馬、競輪、競艇などとにかくギャンブル的なものには運も才能もないと自覚しているのでまったく縁はないのだが走る馬の姿を見るのは好き。もう20年以上前のことになるが平塚の海岸で昼寝をしていたら目の前の波打ち際を馬が駆け抜けていったことがある。突然のことであっけにとられてしまったが大きくて速くて、そして美しかった。
今日のディープインパクト、やはりダントツの速さ。テレビの画面をとおして最後の走りを目撃できた。
待ちに待った秋晴れの一日。乾いた南風の中には微かに金木犀の甘い香りも含まれている。秋だ。
天気が良かったのでじっとしていられず、午後遅くなってから海岸までサイクリング。夏が過ぎて海の色もだいぶ澄んできた。砂浜のゴミも減っている。波打ち際に打ち上げられていたのがハコフグの骨、というか殻。亀の甲羅のようにすべて六角形でできている。みごとな造形。刺身が美味とのこと。
友人の犬をしばらく預かっている。名前はマーチ君。猫くらいの大きさでなんとかテリヤという種類らしい。性格は社交的で人見知りもしない。散歩の途中で大きな犬に出会ってもまったく気後れすることもない(もともと気が強いのかそれとも単に世間知らずなのかはわからないが)。散歩のとき以外はマイペースで適当にゴロゴロしていてくれるので一緒にいてもラク。ただ動きが鈍いかというとそんなことはなくて昨夜は動き回るゴキブリを一瞬の早業で捕まえていた。あのスピードは猫より速いかもしれない。しかもそのあとバリバリと食べる音まで聞こえてきた。外見に似合わず結構ワイルドだ。
ヨークシャーテリヤでした。
今日は暑かった。33度。おまけに湿度も高い。これから二ヶ月ほどはこの暑さとのたたかいだ。
大磯の裏山の急坂を汗だくで登っている途中、ふと顔を上げたら目の前にこの猫がいた。近づいても警戒するそぶりはなく、じっと見つめているだけ。カメラを向けても動じない。なかなかできた御仁とみた。
三島の源兵衛川で見たアメンボウを道志村でも発見した。大きさはこちらの方がだいぶ大きい。動きが速く、しかも予測できない動き方をするのでかなりシャッターを切ってもうまくは撮れなかった。オートフォーカスではピントも合わないし。
アメンボウが水面に浮いていられるのは水の表面張力のおかげ。水の中に極微量でも界面活性剤が含まれていればアメンボウは浮いていられない。昔読んだ本によればプールの水にわずか一滴の中性洗剤を落としただけでアメンボウは生息できなくなるという。アメンボウの存在は水の状態を知るひとつの指標でもある。
カラスの生態というのがよく分からない。大群で空を飛んでいるときもあれば写真のように一羽でぽつんといるときもある。群れの生き物なのか個の生き物なのか。夜は集団で過ごし昼間は個で活動するというのであればヒトの生態とも似ていることになるが。
カラスがとまっているのは携帯電話会社のアンテナ。畑の上にいつのまにか立っていた。
徹夜が続いて頭も体も朦朧状態。こういうときはとんでもない判断ミスを犯しがち。大丈夫かな?もう遅いか?
そんな中で遭遇した今日の驚き。京劇のマスクを付けたような人面が足を広げ万歳をしている。一瞬幻覚かと思ったがよく見ると足が8本あるのでクモのようだ。しかし緑色。さらによく見ると人面はお尻のほうで本当の頭は下の方にある。大きさは1cm足らず。緑人面蜘蛛とでも呼んでやるか。
いつのころからか近所で時々見かけるようになった猫。警戒心がうすいので根っからのノラではなさそうだ。かといってどこかの飼い猫とも思えない。人との距離の取り方に節度があって性格も良さそう。ちと気になる。
畑の大根の葉の中にモンシロチョウが隠れていた。うす曇りの弱い日差しの中では飛ぶ元気もなさそうで羽も閉じたまま。写真を撮ろうと近づいたらレンズ越しに目が会った。昆虫類はどれも体のわりに目玉が大きい。
相模川の河口近く、平塚港の突端にある飲み屋へ行ったら猫だまりができていた。場末のテーブルに吹く十月の風はすでに冷たい。その足元に眠る数匹の猫、、、というか実際は何匹いるのか正確にはわからないほど一体化していた。毛色もよく似ているのでまるでパッチワークの座布団だ。
ようやく晴れてくれた。こういう日は山の空気でも吸いに出かけたいところだが窯焼きのため徹夜続きのカンヅメ状態。それでも週末くらいには何とかなるかも。
ロクロの前にいきなり大きなバッタが飛んできたので驚いた。こんなところでバタバタされるとせっかく挽いたものが台無しになってしまう。大きな顔と目を撮ってからすぐに退散してもらった。
オリンピックといってもあのオリンピックではなく郊外型大規模商業施設。ショッピングモールというのかな。スーパー、雑貨、レストランそれに映画館などが集まっている。もう5、6年前にできたはずだが来たのは初めて。といっても買い物に来たわけではなく、ここにあるFM湘南のスタジオからの生放送にゲストとして呼ばれたのだナ。開催中の個展や本の宣伝もしてもらえてグッドタイミングでした。
本番前の中庭では鳩がせわしなく動き回っていた。こんなところに食べ物があるのかな。むしろコンクリートで嘴を傷めるのではないかと、そんなことが気になった。
地元の自治会で管理している小さな小さな弁天池。ここの住人はご覧の亀とあひるが3羽、それに鯉。池のほとりに見事な桜の大木があるのだが、残念ながらバス通りに面しており花見には向かない。
最近、この池の向かいの酒屋がコンビニに変わった。夜食(兼朝食)を買いに降りていったら駐車場には早朝ツーリングのバイクが10台ほど止まっていた。懐かしい風景。ただ、ちょっと違うのはオートバイより大型スクーターのほうが多いこと。情緒はないがこれもご時世か。まあ、ゆっくり行ってください。
あっという間に満開になったと思えば浮かれるヒマもなく強風と雨でたちまち散り散り。こんなあわただしい桜もめずらしい。
写真は咲き始めの先週木曜日に登ってきた湘南平。ここは桜の名所でもあるので平日なのに屋台なども出てにぎやか。一個百円の大判焼きが意外といけた。屋台のそばには猫が数匹。表情やしぐさから見て根っからの野良ではなく、捨てられた飼い猫だと思う。人との間合いの取り方にこまやかな個性が見てとれる。
家から丹沢の麓までは車で30分ほど。身近な山なので気分転換を兼ねて出かけることも多いのだが、この麓では最近野生動物と人間のせめぎあいが深刻だ。イノシシ、猿、鹿、狸などが畑を荒らし、ときには家の中まで入り込むこともあるらしい。写真は山あいの畑のそばで仕掛けにかかった狸。狸をまともに見たのは初めてだが意外に痩せている。冬の間は食べ物が少なかったのだろう。カメラを向けたら牙をむいて威嚇してきた。
暖かくなったせいか散歩をしているとよく猫に出会う。しかし立ち止まってカメラを向けるとたいていはすぐ逃げられてしまう。デジカメは起動が遅くシャッターの反応も鈍いので動きのあるものは不得手(ウデの問題か?)。
歩くのが体にいいことは分かっているが、田舎で散歩をするのは意外とむずかしい。手ぶらでプラプラ歩いているとたちまち変な目で見られてしまう。そんな視線に一度でも出会うと散歩の楽しさが一気にしぼんでしまうのだ。そこで対策としては
1.犬を連れて歩く。2.買い物袋を持つ。3.大きなカメラを持つ。
などといったアリバイ作りが必要になってくる。
犬は飼っていないので散歩の友はもっぱらカメラ。いかにもアマチュアカメラマンといういでたちでそれらしく振る舞うのがよろしいようで。
散歩の途中で出会った猫。警戒心もなく、フラッシュを焚いてもびくともしない。そこらのニンゲン様よりよほどできてるかも。ただ少々太めなのが気にはなるが。
強い台風が近づいているせいか空模様があやしい。夕方、高麗山の上を無数のカラスが飛んでいた。写真の中の塵のように見えるのが全部カラスで実際には恐ろしいほどの数。なにやら不穏な気配。地震か台風か。できればどちらもそれて欲しいもの。
日本の科学技術は優秀、、、なんていうのは根拠のない神話。「プロジェクトX」も結構だが、現実にはどんどん空洞化が進んでいるのではないのかな。だからこそ怖いんだな、原発が。事故が起きてからでは遅いのに、事故が起きるまで分からないことがあるなんて。カミソリの上の刃渡り。補助金漬けの無責任体質で感覚も麻痺してしまっている。
くま蝉を久しぶりに見た。ところは伊豆の修善寺。九州ではいつも見ていたのに湘南地方では一度も見たことがなかった。伊豆のこのあたりが北限なのかな。
いつまで続くこの暑さ。夏は遊んで暮らしたい、などというのはやはり夢か。いろんなことが一度に起きて(仕事も)あわただしい。要領が悪いくせに二兎も三兎も追いかけてしまう。果てはどうなることか、恐ろしや。
先月、酷暑の中の三島大社。参道の木立の下は蝉の大合唱、これほどすさまじい鳴き声は聞いたことがない。他の音は何も聞こえないくらいの大音響なのに気持ちはいたって平静でいられる。これも不思議。
個展の搬入のため箱根を越えて三島まで。今回は準備期間が短いにもかかわらずテーマを欲張りすぎたため、収拾がつかなくなるのではないかと思っていたが、そこはディスプレイの妙。廊主原田さんのおかげでなんとか展覧会らしくなってきた。ちょっとだけ安心。しかし反省点は多い。
ギャラリーのビルの入り口にツバメが巣を作っていた。雛が順調に育っているもよう。
18日(日)午後5時から会場にてギャラリーコンサート。笛の演奏家オマタタツロウさんのミニライブです。入場無料です。
明け方の4時、まだ暗いうちに最初に鳴きだすのがうぐいす。といってもまだ正調ではなくて発声練習中といった声なのが微笑ましい。いろんな声音で鳴くカラスがやってくるのはそのあと。羽音も鳴き声もけたたましい。
今回もあいかわらずあわただしく、明日からの本焼きでようやく終わる。はたして結果はどうなることやら。
松林のあいだに黒っぽいかたまりがあり、何かと思ってよく見たらそれに大きな目玉がついていた。浜辺のめずらしい住民。パンダウサギというのかな。縁日の屋台などで売られている白と黒の小型のうさぎ。大きくなって飼えなくなり誰かがここに捨てたのだろう。近づくとぴょこん、ぴょこんと跳ねて逃げていった。
朝起きたらアゲハチョウが迷い込んでいた。ちょっと小ぶり。早生まれなのかな。パタパタと元気がいいのでサッシを開けてそーっと外に出してやった。
今夜も11時頃に地震。房総沖M5.3。ロクロで鶴くび花瓶の口を仕上げていたところだったので首が傾いてしまった。ま、これも良しとするか。
不忍池の蓮池。冬枯れの蓮が水面に反射して抽象絵画を描いている。その中を泳ぎまわっているのは何種類ものカモ。人が近づくと寄ってくるのでいろんな食べ物をもらっているに違いない。ジャンクフードなどはあまりあげないで欲しいと思うのだが。
いよいよ寒くなってきたので仕事場の薪ストーブを焚きはじめることにした。位置を変え、煙突を直し、そして今日は山へ行って薪集め。車に満載に積んで運んだのに、降ろしてみるとたいした量ではない。これで半月くらいはもつのかな。