ドイツは二度の敗戦を経てようやく今のドイツがある。日本はまだ一回。一回の敗戦ではまだあきらめきれない亡霊がいつのまにか息を吹き返していたんだな。明治以来の富国強兵、神国日本の亡霊。ドイツを他山の石として教訓にできるかどうか。危うい瀬戸際。
ギリシャがとうとうEUから見放されそう。ギリシャの人々にとっては試練だな。銀行が閉まったままというのは困るだろうな。自分の預金が引き出せない。
だけど、これは他人事ではないね。日本だって何時こうなるか分からない、というかもうすでに引き出し規制は始まっている。銀行ATMでの引き出し限度額は一日50万円まで。振り込めサギ対策とかいわれているけど、そんなことは口実。いざとなったら政府は何でもやる。
関東大震災のあとの歴史をもう一度振り返っておこう。まだ百年も経ってないんだな。
1923年(大正12年)9月1日関東大震災
1925年(大正14年)治安維持法成立
1929年(昭和4年)世界恐慌
1932年(昭和7年)五・一五事件
1936年(昭和11年)二・二六事件
いよいよ明日から特定秘密保護法が施行になる。息苦しい世の中になるな。この法案を成立させた自民党、公明党にはゼッタイに投票しない。今回の選挙でもこれから先も。
沖縄知事選挙は翁長氏が圧勝。当然の結果だろう。古いミュージシャンも立候補してたけど無残な結末。我欲のかたまりであったことが露呈したかな。栄枯盛衰。おごれるもの久しからず、ただ春の夜の夢の如し。次はアベ自民党の番だぜよ。
財務省の発表によると国の借金が1038兆円になったとのこと。これは国民1人当たり817万円になるそうだ。こんなウソがいったいいつまで通用するんだろうか。817万円もいったいいつ、どこから借りたって言うんだろう。
国の借金は国の借金なのであって国民の借金ではない。
政府がお金の使い方を間違えてお金が足りなくなった。そこで政府は銀行などの金融機関からお金を借りた。その借金証文が国債だ。
一方、国民の側から見ると銀行にお金を預金した(これは銀行にお金を貸したということ)。そのお金を銀行は政府に貸した。
つまり日本国政府は日本国民から1038兆円借りている。これは国民一人当たり817万円の借金ではなくて政府が国民一人ひとりから817万円づつお金を借りている、ということなんだな。
しかしだからといって日本国債が安心、安全だとは思わないけれどもただ、こんな真逆のウソをついてまで国民を脅し、消費税増税を正当化するのは卑怯だと思う。
香港では普通選挙を求めて数万人の市民が街へ出てデモ。中心になっているのは高校生や大学生の若者たちだ。パワーがあるな。これは隣の国のこれからを左右する大事件になりそう。彼らの願いがかないますように。
本日、2014年7月1日、アベ内閣は集団的自衛権の行使容認を閣議決定。70年近く続いてきた戦後日本がガラガラと崩れていく。壊れるときはあっけない。
これから坂道はさらに急角度で下に落ちていくだろう。若者人口は減り続け、新しい産業は生まれない。国力の衰退は既定された未来だ。アベノミクスは衰退を早める悪あがき。富裕層にとっては最後の逃げ場、貧乏人には、、、なすすべはない。
今回の東京都知事選挙は 東京都だけではなく、日本のこれからの数十年の行く末を決める歴史的な選挙になると思う。マスゾエは論外として宇都宮、細川両候補で悩んる有権者は多いことだろう。
昔、田中角栄は後継者について平時の羽田、乱世の小沢といっていた。今回に当てはめれば平時の宇都宮、乱世の細川だ。そして今は間違いなく乱世。アベの暴走をいま止めなければいずれ中国と対決することになってしまう。
都知事選についてはマスコミの報道統制が厳しいようでこんな街頭演説の模様などはほとんど流されない。なぜかといえばこんな映像がテレビで流れたら政権側の候補が不利になるから。というわけでネットで見つけたコイズミ演説のもようをアップします。
細川、小泉、この二人の元総理の本気の突破力に賭けたい。
今回の都知事選についてはマスコミの報道が極端に少ない。これは都民の選挙への関心を抑え投票率を下げるためだ。投票率が下がれば組織票の多いマスゾエ候補が有利になる。民放はカネで動かしNHKは人事で動かす。まったくやることが絵に描いたように露骨だ。
宇都宮さんは高校の先輩なので当然支持、、、と言いたいところだけど、今回はワタクシ細川さんを支持します。相手は安倍極右政権と原子力マフィア。カネもあり権力もある。マスコミも握っている。こんな相手と闘うには細川さんを中心にリベラル保守として結集するしかないじゃないか。
東京都民ではないので投票はできないけど今回の都知事選には大注目している。安倍政権の暴走に歯止めをかけるには絶好の、そしておそらく最後のチャンスなのではないかな。
関東大震災が1923年。治安維持法の始まりはその二年後の1925年。東日本大震災が2011年。その二年後の2013年11月18日、特定秘密保護法案について自民党、公明党、みんなの党、維新が合意。天変地異のあとの人々の不安に乗じて怖ろしい法律が作られていく。
訂正、維新の会はまだ合意してなかったですね。11/20
アベ自民党政権が成立を目指している「特定秘密の保護に関する法律」
この法案に対する意見募集(パブリックコメント)があったので反対の立場でコメントを提出した。今でさえ窮屈な日本をこれ以上窮屈にしてどうするんだ。
今回の参議院選挙の結果は与党の圧勝。これで消費税増税、憲法改変、原発推進、TPP参加へと大きく動き出すことになる。予想されていたこととはいえ暗澹たる気分。
しかしそんな中でも三宅洋平クンの登場はかすかな希望に思えた。たしかな思想とそれを伝える言葉の技術、そして圧倒的なパワー。今回は17万6970票を集めながらも落選。しかしまだ34歳。次はさらに大きな渦を作り出して欲しい。
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TPP、日本語の訳では環太平洋戦略的経済連携協定というなんとなく良さそうな名前になっているけど、これは知れば知るほどおそろしい。マスコミでは農業や関税の問題に矮小化しているけど実は日本の国の姿を根底から変えてしまうほどのインパクトがある。もちろん我々の暮らしのすみずみまで影響を及ぼすはず。TPP交渉の推移はこれから注視していこう。
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アルジェリアでは多数の犠牲者が出てしまった。そのうち日本人も7名(23日現在)。合掌。
思い返せば2001年に始まるアフガニスタン・イラク戦争に日本は自衛隊を派遣してしまった。あのときを境に日本(日本人)はイスラム世界を敵にしてしまったんだな。
今はさらに中国と敵対し韓国と反目し始めている。世界がますます狭くなる。この国の舵取りをする人たちはいったい何を考えているんだろうか。
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アルジェリアに限らずアフリカへはまだ一度も行ったことがない。「アルジェの戦い」「カスバの女」。複雑に入り組んだ迷路のような都市。しかし今回の天然ガスプラントは砂漠の中らしい。情報が混乱していてよくわからないが、とにかく無事を祈るのみ。
衆議院議員選挙の看板が出ているけど候補者は二人だけ。自民党と共産党だって。あーあ、どうすりゃいんだい。棄権と白票の違いはあったかな?もう一度確認しておこう。
作品引取りのため東京へ出かけたらあちこちに都知事選の看板。いよいよ始まったんだな。満月工房では強力に宇都宮けんじさんを応援します。といっても都民ではないけど。詳しくはこちら。彼は高校の先輩でもあるのだ。
イシハラ、イノセコンビの東京へは近づきたくもなかったがここで一気に流れが変わるかも。どんよりよどんだ空気を一掃して深呼吸のできる街にして欲しい。
数年前の尖閣騒ぎは子供(前原)の火遊び。最近では年寄り(石原)が火遊び。隣の国では落ち目の政治家が火遊び。
子供が火をつけ、年寄りが煽り、それに大人が薪をくべるようになったら遊びでは済まなくなるよ。
1923年に関東大震災。その6年後の1929年に大恐慌が起きた。その後は5.15事件、2.26事件を経て太平洋戦争まで暗い時代が続く。
一方、チェルノブイリの原発事故は1986年。それから5年後の1991年にソビエト連邦崩壊。
大地震と原発事故、3.11ではこの二つが同時に起きた。これからどういう日々が待っていることか。
消費税倍増法案が衆議院で可決。日本はこれから大不況だな。平成バブル以降緩やかに下っていた坂道を今後は速度を上げて転げ落ちることになるだろう。覚悟せねば。なんとか生き延びていきたいけど、、、できるかな?
大飯原発再稼動、消費税増税、違法ダウンロード厳罰化。重要な法案が次々に決められていく。強いものにはやさしく、弱いものには厳しく。小泉政権で露骨になった流れはいつの間にか民主党内で息を吹き返していたんだな。野田内閣で完全に自民党時代に逆戻り。息苦しいね。ますます窮屈な世の中になる。
朝から雨。よく降るなあ。このまま梅雨入りか?
今日は沖縄復帰40周年。基地問題だけでなく原発、安保、TPPなどなど、政治家も官僚もマスコミもそろそろ本音で語らないといけないね。今日読んだ論考の中では内田樹氏の対談が秀逸。この危機感は共有している。http://blog.tatsuru.com/2012/04/13_1524.php
今回の判決については郷原弁護士のこのインタビューがわかりやすい。そのあとで朝日や読売の社説を読めばこれらのマスコミ各社の小沢報道がいかに異常かということがわかる。検察、特捜部の闇、そしてそれ以上にマスコミの闇も深い。
伊東市街の外れ(熱海寄り)の国道沿いにこんな共同湯があった。源泉かけ流し「汐留の湯」。裏道に入って車を止め、よく見たら区外の方も歓迎とある。ちょうどよかった、温泉なんて久しく入ってなかったのだ。
中は銭湯のような作りで真ん中に四角い浴槽があり、熱いお湯が下から勢いよく湧き出ている。無色透明でにおいもなくとろっとしたお湯。入浴料250円也。これはいいところを発見した。伊豆の行き帰りに(めったに行かないけど)楽しみが増えた。
明日はいよいよ陸山会(小沢一郎)裁判の判決日。この結果はこれからの日本の行く末を大きく左右することになるな。中身はまったくの冤罪であって無罪以外の判決はありえないけれども、それでは海の向こうが承知しないんだろう。裁判というのは戦いの場ではあるけれどもこの裁判は双方の背景が大きすぎる。戦いというよりはむしろ戦争と呼ぶべきかもしれない。
エジプト革命の様子をアル・ジャジーラのサイトでリアルタイムで見ている。独裁政権というのは堅固に見えても崩れるときはあっけない。驕れるもの久しからず。
それにしても最近のアル・ジャジーラの活躍はめざましい。ジャーナリズムの世代交代を確信した。それに比べて日本のメディアのなんとローカルなことか。極東のド田舎新聞にド田舎放送局。感度が鈍すぎる。
選挙は有権者が自分の意思を表明できる唯一の機会。それが機能しないとなれば民主主義というシステムが崩壊する。ということは今の菅内閣は民主主義の破壊者かもしれない。
菅内閣は去年の衆議院選挙時の公約、マニュフェストをことごとく反故にしている。民主党に投票した人々との約束を次々に破って平然としている。これからどうなるんだろう。有権者はこれからいったい何を信じて何を根拠に投票したらいいんだろう。
国内の政治も朝鮮半島情勢もなんだかあやしくなってきた。海老蔵の酒乱事件で大騒ぎしている間に日米韓の軍事同盟化が一気に進んだもよう。前原はいったい何を約束してきたんだろう。日本版ウィキリークスが必要だ。
勤労?感謝?いったい誰が誰に感謝する日なんだろう。あいまいなネーミング。全国的に休日にするのだからもっと納得できる理由付けと分かりやすいネーミングがほしい。いっそのこと「収穫祭」とか「お米の日」とか。
日本は休日だが朝鮮半島には休日はないようだ。北朝鮮が国境付近の韓国の島を砲撃。死傷者が出ているもよう。戦争状態といってもいいが韓国側の忍耐と冷静な対応が救いだ。
無能、無気力、無責任。こんな男の下では誰もまともに働く気はしないだろうな。魚は頭から腐っていく。内憂外患。国が没落していくときのお決まりのパターン。21世紀初頭、息苦しい日本の秋。
ロシア大統領が北方領土視察。中国の次はロシアだ。アメリカが弱体化した隙に第二次大戦の戦勝国が戦利品を奪いにきた構図。戦後はまだ終わっていない。これからは乱世を覚悟したほうがいい。
現実とはうらはらにテレビでは警察、検察を主人公にしたドラマが大流行。一週間のうちに何本あるんだろう、数え切れないくらい多い。主人公たちは必死に正義の味方を演じてくれるけれども残念ながらすべてフィクションだ。現実にはキムタクの演じるHERO検事などいないし、赤かぶ検事も朝比奈検事も京都地検の女検事もいない。特命係の杉下も亀山もいないし十津川警部もハンチョウもいない。主人公たちは皆、愛すべきキャラクターではあるけれど、これらは現実を覆い隠すための洗脳ドラマでもあるということを忘れてはいけない。
大阪地検特捜部をめぐる捜査を最高検が担当している、、、これってたとえば泥棒の親分が配下のこそ泥を泥棒の罪で調べてる、ということではないのかな?親分のほうは権威や面子を守るために引くに引けない。子分のほうは自分の人生がかかっているのでしたたか。これこそ泥仕合だな。検察対特捜。あるいは東京対大阪の図式も重なりさらにドロドロ。行き着く先にあるものは廃墟しかないかも。組織じたいがとっくに壊れていたんだろうけど、中の人間のほうも推して知るべし。
なんだか小泉時代に似てきたなあ。政府とマスメディアが結託。政敵を倒すためなら何でもアリ。さらに気持ち悪いのは誰も責任を取らないこと。誰が動かしているのかも見えない不気味さ。
悪い予感が早速現実になってしまった。ニュースに接したときは唖然として全身の力が抜けてしまった。完全な外交敗戦。2010年9月24日は21世紀の敗戦記念日として歴史に刻まれることだろう。
なにが敗戦かといえばそれは外国からの圧力に屈して法を曲げてしまったこと。法治国家が他国によってその法を曲げられる。これは日本が主権国家であることを放棄したに等しい。今後は中国からさまざまな要求が突きつけられるだろう。腹立たしく苦々しい思いでそれらに耐えねばならなくなる。
今年は経済(GDP)で中国に抜かれ、さらに今回の敗戦により政治的立場も逆転してしまった。これから日本は米国、中国の狭間で日陰者として静かに泥船と化していくんだろう。なにか救いはあるだろうか。
先日の民主党代表選挙で菅直人に投票した民主党関係者の皆さん、これがあなた方が望んだ国の姿ですか?
今回の大阪地検特捜部の日付データ改竄事件は分からないところが多い。なぜ今ごろになって出てきたのか。しかも菅政権と協力?関係にある朝日新聞のスクープだって。
検察の事後処理の手際のよさをみればこれはあらかじめ周到に準備されていたのではなかろうか。目的は検察内部の自民党勢力の一掃。
この事件はもともと民主党の石井一議員をターゲットにしていた。東京で小沢、大阪で石井というわけだ。ところが石井議員にアリバイがあり立件が不可能になった。そこで村木氏をスケープゴートにしようと考えたんだな。女性だから簡単に落とせると思ったんだろう。ところがこれが誤算だった。村木氏は母だったんだな。母は強し。この辺が世間知らずのボンボン検事の浅はかなところ。
自民党政権が続いていれば民主党つぶしに貢献したことで出世街道まっしぐらだったんだろうけど、思惑が外れたね。出世欲に目がくらみ権力に近づきすぎた男の末路。
小沢一郎が戦っている相手は菅、仙石、枝野、前原など民主党内の雑魚ではない。本当の相手は霞が関の官僚組織とその広報役を担っているマスメディア、そしてその背後にいるアメリカ政府だ。一年前まではこれに自民党が加わっていた。彼らは強いスクラムを組んで利益共同体を作っていたんだな。
この構造が分かれば小沢一郎がなぜ検察(官僚)に執拗に追われるのか、なぜマスメディアからバッシングを受け続けるのかが分かる。昨年、その一角が崩れた。霞ヶ関にもマスメディアにも当然危機感があるだろう。
ところがそんな中で今年6月に発足した菅内閣はあろうことか旧勢力と手を結び、第二の自民党となる道を進み始めた。こんな裏切りが許せるだろうか。
政治というのは突き詰めればお金の集め方(税金)とその使い方(予算)を決めていくことだ。それをみんなで議論して決めていこうというのが民主主義。ところが日本の現状はそうはなっていない。
国民の代表である国会議員が国会で議論して決めていく国の予算は一般会計と呼ばれ、今年度は92兆円ほど。しかしこれとは別に霞ヶ関の省庁が管轄する特別会計というものがあってこれがおよそ2倍の176兆円。仕組みが複雑で外部からはなかなか見えにくいためブラックボックスとなっている。
お金が集まるところには権力が発生する。つまり日本の中には現在二つの政治体制が存在していることになる。国民の代表が集まる国会と霞ヶ関。一方は選挙で選ばれた人たち、もう一方は国家試験に合格した人たち。
さて、日本国憲法の前文には
「〜ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。」とある。また
「日本国憲法第83条 国の財政を処理する権限は、国会の議決に基いて、これを行使しなければならない。」ともある。
つまり日本の現状は憲法に違反している。官僚制と特別会計は明治以来連綿と続いており敗戦後も変わることがなかった。この壁を崩し、日本を憲法どおり国民主権の民主主義国家にしたい、というのが小沢一郎の言う「政治主導」の中身だ。
明治維新以来およそ150年、大河ドラマの坂本竜馬もいいが今がまさに平成維新の真っ只中なのだ。斬った張ったや派手なドンパチはないけれど世紀の大改革が成否の大詰めを迎えている。つづく
小沢一郎が民主党代表選挙に立候補を表明して以来、マスメディアの反小沢キャンペーンが凄まじい。朝日新聞は8月27日の社説で「あいた口がふさがらない」とまで書いた。新聞、テレビ各社(の幹部たち)にとっては自分たちの浮沈にも関わってくることなので、ここはなりふりなどかまっていられないということだろう。マスメディアの劣化は激しいね。
とはいえ一連のキャンペーンにより素直でナイーブな人たちは「小沢=政治と金=悪」という図式を信じ込んでしまうだろうな。これを解きほぐすのは容易ではない。(公人のため敬称略)
W杯はスペインが優勝。技術、組織、精神力、戦略すべてにおいてオランダに勝っていた。なにより見ていて面白かったし、応援した甲斐もあったな。シャビとかビジャなんか猫の名前にも良さそう。
参議院選挙は民主党が大敗。当然の結果でしょう。
改正貸金業法が施行され、これからは年収の3分の1までしか融資されなくなるとか。なるほど。でもちょっと待てよ、21年度の国の収入が58兆円。で、国債発行額(借金)が44兆円。これは3分の1どころか75%、4分の3越えてるじゃないの。こりゃお笑い。この法律の最初の違反者は政府か?
「寄らば大樹、長いものには巻かれろ内閣」
菅政権を一言でいえばそうなりそう。アメリカに従い、官僚とは仲良く。これじゃあ自民党時代と同じでないの?
管内閣が発足。閣僚や党幹部の顔ぶれを見ればだいぶ世代交代が進んだもよう。まあ、それはそれで結構な事なんだろうが、ただイマイチすっきりしない。この後味の悪さはなんだろう。
管ではなく菅でしたね、訂正。
ヨーロッパの経済不安、タイの騒乱、メキシコ湾での油田事故、韓国軍艦の沈没、国内では普天間基地問題に宮崎の口てい疫。地球の上は今日もトラブル満載。考えをまとめる余裕もない。
長かった連休モードも今日でおしまい。祝日法改正案が議論されているので全国一斉の連休というのはこれが最後かも(そんなに早くは実現しないか)。もし本当に実現すればこれは単にカレンダーが変わるというだけではなく、国の形を変えるほどの大きなインパクトがあるかもしれない。
古来より暦を作るのは支配者の特権だった。日本の年号は天皇家と結びついているし中国では支配者が変われば国の名前から変えている。さらに西暦を採用している国々はキリストの支配下にあるとも言える。
ひとつの国の中に異なるカレンダーがあるということは権力がそれだけ分散するということ。つまり明治以来の中央集権的国家運営から地域主権、あるいは道州制への第一歩になるかもしれない。
ギリシャの経済危機に始まるユーロへの不安。5年ほど前、トルコへ行ったときは1ユーロが160円を越えていたと思う。まさに飛ぶ鳥落とすほどの勢いがあり、そのうち米ドルにとって代わるのではないかと思われた。それがいまや3割以上も下落して通貨危機だと。わずか数年でこれほど激変するとは。ドルに続いてユーロ、その次は、、、考えたくないけどありうるだろうな。
4億円で土地を買ったら犯罪になるのか?4億円の出所がはっきりしないと逮捕されてしまうのか?恐ろしいことになってきたな。疑わしきは罰せずというのが近代法の考え方だと思っていたが日本は違うようだ。疑わしきはまず逮捕なんだな。そして拷問、じゃない尋問。それで自白を引き出して一件落着。まるで江戸時代だ。
ただ証拠ではなく自白によって事件を解決していくというこの手法はこれまでさまざまな冤罪を引き起こしてきた。それについての反省というのはないのだろうか。
一方では足利事件の再審が開かれている。これら二件の捜査手法には共通するものを感じてしまう。
農水省が農家への戸別所得補償制度を計画中とか。これはどうもよく分からない。それより面白いアイデアが一つ。数年前に行ったトルコではどこのレストランでもパンは無料で食べ放題だった。これを日本でもやったらどうだろう。どこの飲食店、レストランでもご飯だけはお代わり自由で食べ放題にするのだな。定食を頼んだらご飯がおひつで出てくる。米の消費は増えるだろうし食糧自給率も上がるだろう。米の生産が増え、減反面積も減る。そして結果的に農家の所得も増える。さらに飲食店への客足も増えるのではなかろうか。農家への直接支援も有効かもしれないがみんなが喜ぶこんなアイデアも検討して欲しいな。
新政権の閣僚の中でちょっとはしゃぎ過ぎているお年寄りが約二名。どちらも経済閣僚なので頭を抱えている人も多いことだろう。とりわけ亀さんの返済猶予案は効果よりも副作用のほうが大きいような気がするが、どうなんだろう。ただ郵政改革担当も兼務しているのでいざとなったら郵貯銀行を使う気かも。
それより大事なのは返済猶予より貸し出しのほうではなかろうか。中小企業や個人、零細事業主を対象としたグラミン銀行のような仕組みが日本でもできないものだろうか。ウチもそろそろ新しい窯が必要なのだな。
広島地裁で鞆の浦埋め立て禁止命令の判決。ちょうど井伏鱒二の「さざなみ軍記」を読んだばかりだったのでこのニュースはうれしい。その中に出てくる平家ゆかりの島々を一度は巡ってみたいと思っていたのだ。
右肩上がりの高度成長期は終わった。これからの国土の開発はメリットよりも破壊のデメリットのほうが多くなるだろう。裁判所が景観の価値を資産として認めたことは大きい。
同様に八ツ場ダムについても中止したほうが良いと思う。ダム湖などは観光資源とはならない。ダム湖のそばの温泉に誰が魅力を感じるだろうか。地域の再生はその地域の資産を正当に評価するところからはじまる。
焼きものはエネルギー大量消費産業なので今後はますます風当たりが強くなってくるだろう。大量生産、大量消費の時代ではないし、駄作やゴミばかり作っていては単なる資源の無駄使いになってしまう。焼き物で何を実現したいのか、それをはっきりしておかないとすぐに淘汰されてしまうだろう。
鳩山首相は1990年比で25%の温暖化ガス削減を明言した。ほとんど実現不可能とも思える数字だがこれはもしかしたら平和憲法以上のインパクトを持つことになるかもしれない。日本は戦後の半世紀以上を平和憲法で生きてきた。そしてさらにこれからは環境を国是として生きていくという宣言なのだ。
民主党に対抗できる政治勢力が出来るまでには少なくとも20年はかかるだろう。つまりそれまで民主党政権は続く。環境立国への流れは変わらない。
JALが国交省にまたお金の無心をしているそうな。学生の就職先人気ランキングでは常に上位にあった企業がいまや見るかげもない。聞くところによるとJALには政官のお偉い方々やその2世、3世が多数おられるとか。さらに労働組合が7つもあって互いに権利を競い合っていると。これって自民党とよく似てるな。自民党も2世、3世議員が大半を占め、派閥が8つ。どちらも親方日の丸ボケ。組織が内側から壊れていくのに中にいる人間は気がつかない。両方とも一度清算して出直したほうが良いのではなかろうか。急がば回れ、ということで。
9.11の事件から8年が経った。その後の混乱と狂気の連鎖はおさまったように見えるが地殻変動は確実に起きている。悲観せず、楽観もせず日々の変化を感じていきたい。
昨夜はHTV発射のネット中継を見ていた。画面では小さくておもちゃみたいだったが実際には全長56メートル、重さは550トンもある巨大なロケットだったんだな。こんなものがよく飛び上がるもんだ。
ベルリンの壁崩壊から20年。共産主義への防波堤としてアメリカに育てられてきた自民党がようやく崩壊した。歴史の進み方には地域差がある。今後自民党が再生したとしてもこれまでとはまったく違う姿となっていることだろう。
ベルリンの壁が再び築かれることがないのと同じように自民党がこれまでと同じ姿で復活することはありえない。9/6追記
立法、行政、司法の三権分立は国の根幹であるはずだがその実態はかなりあいまいなようだ。たとえば最高裁判所裁判官の竹内行夫という人物は外務省の事務次官経験者。まあ、天下りというか横滑り?だけれども、この人は司法試験すら受けていない。つまり法律の専門家でなくても最高裁の裁判官になれるわけだ。これには驚いた。任命者は麻生首相。
竹内行夫裁判官は外務省事務次官時代、小泉内閣の元でイラクへの自衛隊派遣を推進した人物。この派遣については名古屋高裁で違憲判決が出されすでに確定している。ということはもし日本に憲法裁判所があり、憲法に違反した行政府の人間を裁くことができるなら小泉内閣全員と共に被告席に座るべき人物なのだな。よりによってこういう人間が最高裁判所の裁判官をやっている。
国民審査については制度上の不備からその効果には疑問符が付くが司法に対して国民が意思表示できる唯一の機会なので最大限活用したい。つまり竹内行夫にはX(バッテン)を付けるのだ。
調べてみたらオーム真理教が総選挙に参加したのは1990年のことだった。白装束に教祖のぬいぐるみ。選挙運動にしては異様な光景だったが学園祭のようなユーモラスな雰囲気もあった。結果は全員落選。教団が社会との対決姿勢を強めたのはこのあとからだったと思う。世の中に受け入れられないという疎外感。これが教団を狂わせたのではなかろうか。
当時、オーム真理教と同じく人気を集めていたのが幸福の科学。故景山民夫が入信していたこともありいろいろと週刊誌ネタを提供していた。オームの陰に隠れて鳴りをひそめていたがしっかり続いていたんだな。今回の衆議院選挙には300人以上の候補者を立てている。政策内容は減税と憲法9条改正、軍備増強、海外からの2億人の移民受け入れなど。資金力も組織力も十分にあるようだし、たかが新興宗教などと軽く考えていてはいけない。
三重県の尾鷲市では最高気温38度を記録したとか。梅雨明けはもう間近。また厳しい夏がやってくる。
都議選の結果は民主党が躍進。同時に大幅に世代交代が進んだという印象。政治に若者が帰ってきた。老兵は静かに去るべし。次は都知事を何とかしなくてはね。
支持率が2割以下に下がっているというのにイタリアなんか行ってていいのかねえ。下剋上の戦国時代ならば城を盗られてるかも。おまけに今は天皇も不在。麻生降ろしを画策する面々にとっては絶好機のはずだな。帰ってきたらもう太郎サンの席はなかったりして、、、。ま、平和な日本でそんなことあるわけないか。
Olympus E300 + Zuiko Digital 35mm/f3.5 macro
官僚の天下り全面禁止、企業からの献金全面禁止、米軍基地の縮小、国連中心主義、、。
霞ヶ関の官僚機構の改革に大ナタを振るうことの出来る政治家が小沢一郎の他にいるだろうか。アメリカへの従属状態から脱却し対等の関係を築くことの出来る政治家が小沢一郎の他にいるだろうか。
4月11日、小沢一郎 民主党代表辞任を発表。
タージマハル・ホテルが炎上している映像を見た。ムンバイがまだボンベイと呼ばれていたころ、1978年ころだったかこの町に一週間ほど滞在したことがある。この近くの安宿に泊まり界隈の骨董店を冷かして歩いていた。インド門の向うには広大なインド洋が広がり手前の広場では毎日のように映画のロケが行われていた。近代インドの象徴のような場所、そこが狙われた。これが「インドの9・11」とならないことを願う。
アフガニスタンで殺害された伊藤和也さんは31歳。謹んでご冥福をお祈りします。
ぺシャワール会までも標的にされたということはアフガニスタンの情勢が米軍侵攻時よりさらに悪化しているということだろう。振り返ればブッシュが仕掛けた戦争を支持し、自衛隊を派遣した時点から日本はイスラムの敵になってしまったのだな。イスラム世界の中に日の丸印への反感が生まれ、それが現実に形となってあらわれてきた。世界はますます狭く息苦しいものになりつつある。
北京オリンピック開催中ではあるが8月は半世紀前の戦争を思い起こす季節でもある。この時期は各テレビ局で戦争関連の番組が恒例だが今年は特にNHKのドキュメンタリーが出色だ。今夜放送された「日本軍と阿片」。これまで戦争体験を記憶に基づいて語る人は多かったがこのように数字で明らかにされると説得力が違う。日中戦争を進めた日本軍(関東軍)の戦費が阿片でまかなわれていたという事実。中国を阿片漬けにしてその利益を吸い上げる。それまでイギリスがやっていたことを場当たり的にまねしたわけだ。
当時の日本の支配層は国民に対しては大東亜共栄圏の理想論を説きながら現実にはアジア諸国の植民地化、奴隷化を目指していたということ。(8/20追記)
イラクへの自衛隊派遣が憲法違反との判決。三千円を払っただけのインスタント原告ではあるがこれで肩の荷が下りた気がする。しかしこんなあたりまえのことを証明するのに4年もかかるとは思わなかった。さらに判決が確定したあとも航空自衛隊はイラクで輸送活動を継続している。これも分からない。日本は三権分立の法治国家だったはずなのに司法の判断を立法府も行政府も無視している。責任者は誰一人責任を問われない。裁判は終わってもますます分からないことが増えてくる。
チベット情勢がよく分からない。情報統制がしかれていて現地からの情報が少ない。ただ漏れ出てくるところではラサ市内は戦場のようでもあると。
チベットに行ったことはないがネパールではチベットからの難民にずいぶん会った。1970年代の終わりころのことだがカトマンズの街外れにチベッタンキャンプと呼ばれる地区があった。キャンプとはいっても住まいはテントなどではなく普通の石積みの家。絨毯を織って生計を立てている家が多く、通りは絨毯のバザールのようだった。その中の一軒でおじいさんと身振り手振りで話をしていたら赤茶色のチベット服を見せられた。彼がチベットを脱出した時に着てきた服とのことでこれを買わないかと言う。現金が必要だったのだろう。貧乏旅行者のくせに言い値で買った。よくみたら虫食いもあったがクリーニングに出して今でも持っている。その服の色を見るたびにチベット民族の苦難を思う。国とはいったいなんなんだろうか。
なんと愚かな選択か。選挙区、比例区を問わず、今回小泉自民党に投票した人は今日のこの日をしっかりと覚えておいてもらいたい。これがどういう結果をもたらすのか、すべては投票者の責任だから。
それにしてもまたこの先数ヶ月、あるいは数年にもわたって狡猾な小泉の日本語を聞くことになるかと思うと気分は暗澹としてくる。死んだ言葉はそれを聞く人をも汚染する。
というわけで今後はテレビではサッカー中継だけしか見ないことに決めたのだ。
「生きているもの、死んでいるもの」 茨木のり子
生きているリンゴ 死んでいるリンゴ
それをどうして区別しよう
籠を下げて 明るい店さきにたって
生きている料理 死んでいる料理
それをどうして味分けよう
ろばたで 峠で レストランで
生きている心 死んでいる心
それをどうして聴き分けよう
はばたく気配や 深い沈黙 ひびかぬ暗さを
生きている心 死んでいる心
それをどうしてつきとめよう
二人が仲良く酔いどれて もつれていくのを
生きている国 死んでいる国
それをどうして見破ろう
似たりよったりの虐殺の今日から
生きているもの 死んでいるもの
ふたつは寄り添い 一緒に並ぶ
いつでも どこでも 姿をくらまし
姿をくらまし
台風、地震の後にはブッシュ、コイズミ、楽天と嫌いなものばかりが目に付くこのごろ。冷静に平常心を保つのは大変だ。おまけにイラクからはまた一つ悲劇が。
香田氏の行動が情報不足による無謀なものだったことは否めない。しかし自衛隊の派兵を正当化したいばっかりに、イラクが戦時下にあることを自国民に知らせなかったのは誰か。宿営地に砲弾が飛んできてもなお、サマワは安全だなどと強弁しているのは誰か。言葉は生きている。ウソやごまかしは命をも奪う。次は発言者の自己責任とやらを問いたいものだ。
鎌倉のOさんから立派なたけのこをもらった。なるべく早く茹でておきたいのだがアク抜きに使う米ぬかがない。買いに行くひまもないので灰を入れてみた。どの料理法にも出てない初めての試み。植物のアク(酸性)を灰のアク(アルカリ性)で中和するのは染色家にはおなじみの方法。うまくいくかな?
案の定、開放された3人には非難の大合唱が起こっているようだ。自己責任だの損害賠償請求だの。政府、マスコミだけでなく悲しいことに家族からも。
高遠さん、郡山さん、今井さん、はっきり言ってワタクシあなたがたの味方です(なーんか椎名誠的)。あなたがたの行動はなんら間違っていない。命をかけた勇気ある行動に敬意を表します。へこたれないで。
いつの頃からか果物を積極的に食べるということが少なくなっている。好きなのになかなか手が出ない。季節のせいかな。というわけでこのイチゴも当然いただきもの。大きくて粒揃い。食べてみると、、、やっぱりうまい。
そういえばウォーホールの作品にこんなイチゴの版画があったような、、、。
良かった!イラクで人質になっていた3人が開放されたとのこと。18日には日本に帰ってくるとか。しかし大変だなァ。日本に着いたらイラク以上の劇風にさらされることになりはしないかな?政府もマスコミも世間サマもこぞって彼らのお仕置きを始めるんではなかろうか。ちょっと心配。でも負けないでほしい。
誰に対して何を謝罪するのだろうか。彼らをここまで追い詰めたのは誰か。家族の無事を祈る人たちにさらに言葉の暴力を加えているのは誰か。それを扇動しているのは誰か。コイズミの広報誌と化している読売は3人の責任を問い、反省まで促している。(読売新聞13日社説)
使命感から危険の中へ飛び込んでいった3人と、憲法を無視してまで自衛隊をイラクへ派兵した政府、本当に謝罪すべきなのはどちらか。外務省は今日、イラクからの邦人退避勧告を出したらしい。これで14回目とか。ならば外務省はなぜ自衛隊に対しても退避勧告を出さないのか。自衛隊が行くところは「安全」な国に限られていたはず。
戦争、テロ、人質、、、いったいどうなってしまったのか。真っ黒い泥沼のような絶望感。ウソが平気でまかり通る世界。ペルシャ湾やクウェートでは米軍の後方支援をしながら、イラク国内では人道復興支援だなんて。偽善もいいところ。日本語はどうなってしまったのか。
気持ちが滅入ってしまうような日々が続くが、そんな中で最近の元気のもとはこれ。チャーリー・ヘイデンが組織するリベレーション・ミュージック・オーケストラ。仕事場で大音響で聴いている。まだまだあきらめてはいけない。
自衛隊は今なぜイラクにいるのだろう。「非戦闘地域での復興支援」という政府の見え透いたウソでさえすでに通用しなくなっている。派遣自体が憲法違反である上に今や「イラク復興支援特別措置法」からも逸脱している。これ以上イラクにとどまる理由はない。人質事件に関わりなく、即刻撤退の準備に入るべきだと思う。イラク国内にいる邦人を保護しつつ彼らとともに一刻も早くイラクを後にして欲しい。
生まれて初めて裁判の原告になることにした。「自衛隊イラク派兵差し止め訴訟」。原告といっても一口3000円で誰でも参加できる、いわばインスタント原告。それでもなにか身のひきしまる思いがする。
911事件の後、政府やマスコミの言葉をほとんど信じられなくなっているのは私だけだろうか。とりわけごまかしやすりかえの得意なコイズミの言葉は死んでいる。裁判所はどうかな。せめて法律の中では日本語が生きていて欲しいのだが。
今日は久しぶりに晴れ。早起きして外に出てみると、なんとまだ朝顔が咲いていた。明日は立冬だというのに季節がおかしいのか、それとも花のほうが強いのか。
今度の日曜日は衆議院選挙。支持する政党や候補者がいるわけではないのだが、今のままではいけないとも思う。
ブッシュは911事件をきっかけにテロ組織を敵として危機感を煽り、人々の愛国心に訴えてアフガニスタンでもイラクでも戦争を始めてしまった。
コイズミは拉致事件をもとに北朝鮮を敵として危機感を煽り、いつのまにか自衛隊を軍隊として使い始める。やりかたがよく似てるなァ。これって、盗作?それとも古典的な政治手法なのかな。マスコミの使い方までそっくり。へたをするとこんなこと言っただけで北朝鮮の手先とか非国民とか言われそう。怖っ。
とにかく日曜日は必ず投票所へ行き、意志の一票を入れてくるのダ。