homeotukimi 2002年6月


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つばめ

 山北町の渓流沿いに山小屋を借りることにした。ここ一か月ばかりの間の懸案だっただけに何とか落ち着いてホッとしているところ。
 環境を変えてゆっくり考え事などしてみたいと思っていたのだが、うまくいくかどうか。ただでさえパンク寸前の生活なのに、これ以上手を広げては収拾がつかなくなりそうな不安もある。しかしじっとしていても焦るばかり。とにかく動き出さねば。
 山のドライブイン(道の駅)の軒下に燕が巣を作っていた。雛が元気に育っていた。

2002/6/30




バーソー

 檀流クッキングからヒントを得てよく作るのが鶏のバーソー。檀太郎氏は豚肉を使っているが替わりに鶏を使う。
 長ねぎをできるだけ多く(3本から10本)みじん切りにしてよく炒める。そこへ鶏挽肉を入れて塩、醤油で味付けする。それだけ。もちろん生姜、ニンニク、酒、味醂などあれば入れてもいいし入れなくてもいい。すべてはその日の気分でアバウト・アドリブクッキング。数日は持つので作りおきしておくとたすかる。

2002/6/25




Macintosh

 古いMacだがワープロとしてはこれで十分だという気がする。確かに反応はのろいがそれでも自分の頭の動きやキーボードの技術に比べれば速い。文章の読み書きだけなら使えるかな。
 それにつけてもWindousの味気なさ。何よりダイアログボックスのヘンな日本語にはいまだになじめない。Macに惹かれる人の気持が少しわかるような気がしてきた。古くなってもりんごはりんご。

2002/6/24




夜の紫陽花

 T氏より古いMacを送ってもらった。PowerBook520というもので94年頃の製品。電源を入れたら一応動いた。何か使いみちがあるのかどうか詳しい人に聞いてみよっと。
 夜の散歩の途中で見つけた紫陽花。あまりにも咲きっぷりがいいのでおもわずパチリ。今年は紫陽花の当たり年か。

2002/6/22




相模湾

 一日中雨。おかげで1歩も外へ出ず。でもこのくらいの湿度は粘土を乾かすにはちょうどいい。昨日は急に晴れたので苦労して作った50センチの大鉢が底割れしてしまった。
 写真は昨日の展望台から見た海側の風景。晴れていれば江ノ島から三浦半島。さらには房総の先まで見える。

2002/6/20




大山

 夕方買い物に出たついでに近くの展望台に行ってみた。梅雨の合間の貴重な晴れ間。湿り気をふくんだ空が青磁色に澄んでいた。
 一番高く見えているのが大山。中腹には神社があり江戸時代には大山まいりでにぎわったところ。豆腐料理でも有名。その後ろには丹沢山塊が広がっている。

2002/6/19




やもり

 サッカー漬けの日々もやっと一息。これからはまた平穏な日常が戻ってくる。
 やもりをはじめて見たのはベナレスの安宿だった。次はバリ島の田んぼの中のコテージ。ココ(湘南地方)に移ってからは夏になると毎晩見る。網戸の外で明かりに寄ってくる虫をバクバク食べている。5本の指が意外とかわいい。やはりココもアジアだ。

2002/6/18




オートバイ

 20代のころオートバイに狂っていて、レーサーを目指そうと考えたこともあった。制限速度のないサーキットには自由があった。
 最近は衛星放送で世界GPの中継をやるのでよく見る。写真は日曜日に行われたカタロニアGPでの宇川徹。コーナーからフロントを浮かして立ち上がっているがトップのロッシには最後まで追いつけなかった。

2002/6/17




朝顔

 個展のあとは決まってダウンしてしまう。生活のリズムの変化に体がついていけないようだ。精神的にも鬱になることが多い。なんとかソフトランディングを目指してはいるのだがなかなか難しい。
 関東では今日から梅雨入り。もらった朝顔がもう咲いている。

2002/6/11




志功

 横浜馬車道の「勝烈庵」の店内には棟方志功の作品が何枚もある。中には手書きの看板のようなものまであってよほどお気に入りだったと見える。
 ここは個展の会場から近いので今回は2回も行ってしまった。基本をきちんとおさえた味で老舗の良さが出ている。何よりうれしいのはお櫃からよそってくれるご飯。今日もおかわりしてしまった。

2002/6/7




 30時間ほど焚いて1220度あまり。電気やガスの窯ならあと20度は欲しいところだが、薪窯では温度計はあまりあてにならない。おそらくこれで十分だろう。
 色見を取り出す時に猛烈な炎が噴き出した。

2002/6/6




たんぽぽ

 徹夜あけの早朝、窯場の近くの山を散歩。風もなく空気も柔らかい。しかし昼間は真夏のような暑さ。夏の窯焚きは暑さとのたたかいだ。

2002/6/5




薪窯

 火曜日から薪窯の手伝いに行ってきた。
 写真は窯の床下から煙突へ抜ける間にある通称ばか穴と呼ばれるもの。足元をちょうど水が流れるように火が走る。この穴からは冷たい空気が吸い込まれていて、その空気が壁となり炎のスピードを調節している。そのためこの穴の開け具合が窯焼きの最も重要なポイントとなる。

2002/6/4




紫陽花

 昨夜はN氏邸にてワインと音楽。地下のオーディオルームで大音量でベートーベンを聴いた(聴かされた?)。何十年ぶりだろう。音は立派、ワインも美味。しかしベートーベンはちょっと、、、。まあ、真面目な音楽だとは思うがこれからも縁はなさそう。口直しに最後に聴いたキャロル・キングの方が発見が多かったナ。
 この紫陽花は個展の会場でもらったもの。今年は季節が早い。もう梅雨だ。

2002/6/3




夕焼け

 地震予知の経験則では赤い夕焼けも前兆現象のひとつらしい。
 夕暮れどきのひとときは一日のうちのゴールデンタイム。この時間をいかにゆったりと過ごせるかというのは、人生の豊かさを測るバロメーターでもあると思っていたのだが、地震のことが頭をよぎると夕焼けに見とれてばかりもいられない。

2002/6/2




ゼロ

 ハンガリー生まれの彫刻家マルタ・パンの作品。プカプカと水に浮かぶ作品を作っていた人。
 見た瞬間にグラウンドゼロ(ニューヨーク)を連想してしまったがタイトルはゼロではなく平和。ウーム。
 いい作品だが台座が邪魔。場所は馬車道。

2002/6/1

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