homeotukimi 2002年7月


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35度

 連日35度を越す猛暑が続く。活動量がかぎりなくゼロに近づきそうで参ってしまう。コンクリートに囲まれた都会ではさらにキビシイに違いない。ほとんど暑さとの闘い。
 これからはいよいよ熱帯型の生活スタイルが必要だろう。せめて7月、8月の2ヶ月間は食事、服装から生活時間まですべて南洋型にするというのはどうだろう。

2002/7/31




徹夜

 今日はハードな一日だった。昨夜からの釉掛けで徹夜。そして午前中は某養護学校で蕎麦打ち講習会。午後は本焼き中のため暑くて昼寝も出来ず。
 蕎麦は会津産と信州産の2種類の粉を使用。やはり会津の方が繊細で好みに合う。信州産はアクが強すぎる。ただこれは単に製粉の方法が違うだけなのかもしれない。久しぶりの蕎麦打ちだったが皆さんにも満足してもらえたもよう。

2002/7/30




続々・蓮

 花の写真を撮るにも気合がいる。早朝早起きして出かけてもその日の天候、風などでうまくいかない時もある。
 これは残念ながら去年撮った写真。場所は同じ。

2002/7/28




続・蓮

 車の後ろのドアが開かなくなったので急遽プロに相談。しかしなんのことはない、あいだに物がはさまっていただけだった。こんなささいなことでも結構時間と汗を費やしてしまう。
 午後は山北まで2往復。

2002/7/27




 そういえば夏は蓮の季節でもある。冬の間は見る影もなく寂れていた蓮池が、今は水面が見えなくなるほどびっしりと緑で覆われている。
 ここは小さな祠の周りをとりかこんだ蓮池で、普段は子供たちの格好の釣堀。しかしこれほど蓮に覆われていたら釣り糸を垂れる隙間もなさそう。ときどきバシャッと魚の跳ねる音がする。

2002/7/26




夏の雲

 いよいよ本格的に夏がやってきた。雲の姿もダイナミック。地震雲というのがどんなものなのか知らないが、最近は外へ出るたびに空を見上げることが多くなった。
 今日は丹沢方面に写真のような巨大な雲。あの雲の中では一体どんなことが起きているのだろう。

2002/7/25




ネーネーズ

 毎日暑いせいでもないのだが、古いネーネーズばかり聴いている。これは92年の「YUNTA」。CDプレイヤーが故障しているので聴くのはもっぱら車の中。冷房を切り、窓を開け放って鳴らしている。
 曲もいいし編曲もうまい。しかしそれでもアカペラのネーネーズを一度聴いてみたいと思う。
 いつか再結成して(新生ネーネーズでもいいけど)、アカペラだけの島歌アルバムが出来ないもんかなァ。

2002/7/24




おかゆ

 夏こそおかゆ。炊きたての熱いのはかなわないが数時間冷ましたのは夏の朝にちょうどいい。梅干は紀州のヘンな味のついたものではなく、昔ながらの塩とシソだけで漬けたものが好み。小田原、曾我の梅干は目が覚めるほど酸っぱくて、その点でも朝の目覚めにぴったり。

2002/7/23




にがうり

 子供のころは苦手だったが最近ではよく食べる。健康ブームのおかげでスーパーでも簡単に手に入るようになったからだ。
 こうした南国的食べ物が脚光を浴びるのは温暖化とも関わりがあるような気がしてならない。タイ料理、ベトナム料理の人気もよく分かる。
 日本の夏は最早そうめんとうなぎだけでは乗り切れないということか。

2002/7/22




手洗い

 梅雨が明けていきなり熱帯の熱さが襲ってきた。窯も焚いているので一日に何度も水浴びをしてしまう。気温は年々高くなっているのでこれまでの温帯的生活習慣ではとても過ごせない。
 友人が栃木で広大な山林を買い取り豪邸?を建てているらしい。これはそこに設置する客人用の蹲というか手洗い。まだ素焼きの段階だが今月中には焼き上がる予定。質素な我が「山の家」にも一つ欲しくなってきた。

2002/7/21




梅雨明け

 満月にはまだ数日あるが、久しぶりに月が見えたので三脚を立てて写真を撮ってみた。肉眼でははっきり見えているつもりでもやはりまだぼやけている。
 昨日から窯を焚いているので仕事場はサウナ。今日は何リットルの汗をかいたことだろう。

2002/7/20




ストーブ

 山の家(これからは山小屋ではなく山の家と呼ぶことにする)の20畳近いリビングにあるストーブ。黒の耐熱塗装がしてあってスタイルもGOOD。
 計画ではここの床を取り去って土間のコンクリートを張る予定。そうすると床面が40センチほど下がり天井高も高くなる。ただそのコンクリートの張り方がよく分からなくてただ今勉強中なのだ。

2002/7/19      




 新しい銀線がきたので酒器の取っ手を付けた。白い器には銀がよく合う。ちょっと小さめなのでこれは自家用にするつもり。今夜から早速使ってみようかなっと。

2002/7/18




リフォーム

 図書館で住宅リフォーム関連の本をどっさり借りてきた。ひと夏かけて山小屋を改装するためだ。できるだけプロの手を借りず自分で出来るところまでやってみたい。なんたって大工仕事ほど楽しいものはないのだから。ま、お金がないということもありますが。
 山小屋は築20年のカナダ産の木材を使ったログハウス。構造はしっかりしているので遊びがいがある。週末だけのギャラリー。月に1日だけの蕎麦屋。小人数の陶芸合宿所。わがまま茶室。そしてミニライブハウス、などなど。イメージだけは広がれど如何せん体力がついていかず。
 というわけで遊び人、いやリフォームボランティア募集中なのであります。

2002/7/17




台風

 昼前に台風通過。横からたたきつけるような雨と風。窓の外の「観葉」植物も大揺れ。
 でも今回はたいした被害もなく一安心。午後からは陽射しがもどってきた。そろそろ梅雨も終わりかな。

2002/7/16




 7月なのにまた台風が上陸しそうだ。異常気象という言葉も最近では余り聞かない。それほど異常が日常化しているということ。
 夕方、どんよりとした東の空にうっすらと虹が見えた。

2002/7/15




立山

 久しぶりに日本酒を買った。暑くなってビールばかりだったので何かもの足りないような気がしていたのだ。
 この「立山」は富山県、砺波市の酒。本醸造だがアルコールの臭みが全くない。辛口なのにまろやか。お隣りN県のブランド先行の酒作りとは雲泥の差。そういえば富山の酒ではずれたことは今まで一度もなかったような気がする。あらゆる意味で日本酒のスタンダードといえると思う。

2002/7/14




三島

 友人の個展のオープニングのため三島へ行った。箱根を越えると違う文化圏。三島大社で有名な街だがここは戦災にもあわなかったらしく戦前の建物も数多く残っている。
 写真はギャラリーのそばの雑貨店。半世紀以上前の雑貨が新品として売られている。狭い店だが店内がまるごと昭和雑貨博物館のおもむき。しばしのタイムトリップでした。

2002/7/13




山中湖

 作品を届けに富士吉田まで行ってきた。途中、山中湖の湖岸を散歩。小石のように見えるのはすべて富士山からの排出物。軽石のように軽くてさくさくしている。
 気温は23度。下界とは10度近い開きがある。しかも空気も乾いていてさわやか。すばらしい。夏はこんなところで過ごしたい。

2002/7/12




割れ

 気温と湿度の変化が激しくて乾燥割れが多い。これで何個目だろう。大作をここまで仕上げてからのひび割れはショック。

2002/7/11




やまゆり

 山小屋の近くの道路脇に咲いていた。間近で見ると巨大で華麗。
 台風が近づいていて空気がじっとり湿っている。風はないが嵐の前の静けさか。

2002/7/9




干物

 干されてなおこの目の輝き、肌のツヤ。干物は単に保存だけを目的に作られるのではない。わずかな塩と太陽の光で魚のうまみを凝縮させるのだ。
 これは大磯、魚辰のかますの干物。塩加減、干し加減ともに絶妙。文化とも呼べそうな確かな技がある。ほかにも味醂干しや味噌漬などあってそれぞれみごとだが、なかでも目刺しは絶品。
 というわけで大磯うまいものめぐり第2弾でした。

2002/7/8




 このところ大物ロクロばかりやっていたのだが、連戦連敗。
 でも今日はようやく一つ形になった。土の練りや固さだけでなく最後はやはり体力が大事。飲んでばかりではダメ。しっかり食べなくっちゃ。
 夕方外に出てみたら箱根の方から黒い雲が湧き出していた。車を飛ばして展望台へ行き、小一時間ほど空を眺めていた。ドラマチックな夕暮れだった。

2002/7/6




絹華

 山北町でのおすすめは絹華(きぬはな)の豆腐と丹沢山(日本酒)。
 この豆腐はおぼろ豆腐をそのまま固めたような味で、こくがあり口の中でとろける。
 それともう一つ、この店の名物は黄檗(おうばく)豆腐。3日かけてゆっくりと水分を抜き固めた豆腐で食感はチーズに近い。薄くスライスして食べる。ただし夏季は作っていないとのこと。

2002/7/4




食パン

 大磯、進昇堂のパン。ここは小学校のそばにある昔風の駄菓子屋、、、なのだが、実はホームメイドのパンを焼いている。
 材料を選び、きちんと焼けばこういう味になるという見本。この味を覚えたらもうヤマザキには戻れない。巷のプロの焼くパンとも一線を画す。週に3日、月、水、土だけ焼いていて1斤200円。
 「大磯うまいものめぐり」第一弾でした。

2002/7/2




ケータイ

 携帯を買ってしまった。これから必要になると思ったのだが、、、どうかな?
 まず取扱説明書の分厚さに驚く。それこそ機能は何でもありの盛りだくさん(みたい)なのだが、肝心な電話のかけ方、受け方が分かりにくい。機械類には強いはずだったのだがこれだけ小さくて操作性が悪いのには閉口。
 携帯生活がこれからも続くかどうかはこの一か月がヤマ。

2002/7/1

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