霧の中

 一日中霧の中。淡い光に包まれていると夢の中にいるようで時間の感覚が薄れていく。足元もおぼつかなくて宙に浮いたような気分。嫌いじゃないけど。
 豪雨をもたらす雲が今度は九州に来ている。どうか酷いことになりませんように。

残雪

 梅雨の曇天の中からほんの一刻、富士が姿を見せた。雪がほとんど消えて夏山になっている。予報を見ると今週はまだまだ雨続き。日本の梅雨だ。
 午後、御殿場まで買い物に降りていく途中で自衛隊の車列を見た。災害派遣の旗を貼っている。熱海へ行くんだな。ご苦労さま。

梅雨前線

 週末の二日間よく降った。東名高速や国道246号線などで通行止めが相次いだけど我が家周辺は被害なし。しかし、報道で見る熱海の映像には心が痛む。熱海は急傾斜地に住宅が密集していて危ないところだと思っていた。一刻も早く救助の手が伸びますように。

ワクチン

 ファイザー製ワクチン、2回目接種。強い耳鳴りはあるけどそれ以外は今のところ異常なし。体温も変わらず。このワクチンの効力がどれくらい続くのかわからないが少なくともこの夏はこれで乗り切りたい。新たな変異ウイルスが出てきたらまた新たなワクチンを打つことになるのだろうな。こうしてウイルスとワクチンのイタチごっこがこれから何年も続くのではないかな。長い道のりだ。

泥沼オリンピック

 さて、混迷の東京オリンピック。日にちが経つごとにさらに泥沼化が進み、もう目を覆いたくなることばかり。この沼は底なしだ。沼に沈むのは責任者だけにしてほしい。と言っても責任者というのがいったい誰なのかはっきりしないけど。
 開催都市東京の都知事は病院に雲隠れ。コロナ対策の専門家会議は責任逃れのアリバイ会見。そして最後の頼みの綱、皇室からはダメ出しされる始末。それになにより国民から支持されていない。
 コロナ禍の猛暑の日本で海外から何万人もの選手、観客を呼んでスポーツイベントを開くなど正気の沙汰ではない。たしかにここで中止を決断すれば無様だ。しかし、このままずるずると進めばさらに傷は深くなるばかり。その傷はやがて大きな悲劇につながるだろう。まだ間に合う。決断すべし。