Abandoned Love

 昨日に続いて今夜もボブ・ディランの隠れた名曲をYouTubeから。
 Abandoned Loveは1976年に発表された「Desire」に収録されるはずだったものがなぜかカットされ、 1985年の「Biograph」でようやく日の目を見た曲。延々と続く循環コードが失恋時の混乱した精神状況を浮かびあがらせて痛々しくも美しい。
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Pastures of Plenty

 冬に逆戻りしたかのような冷たい雨の夜。こんな夜はディランが歌うウディー・ガスリーの「Pastures of Plenty」。
 このテイクは「The Gaslight Tapes」に入っているとのことだけど検索してもこれは入っていない。いったいどこに入っているんだろう。
 ボブ・ディランの自伝によると若かりしころ彼はウディー・ガスリーに心酔しており、ニューヨークに出てきてからは精神病院に入院中のウディーのもとへ何度も通っている。
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