祝、越後の国

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 北越戦争(戊辰戦争)では長州、薩摩の新政府軍に負けたけど150年後の今回は見事返り討ち。新潟県知事選挙で米山隆一氏が当選。
 世界最大の原発、東京電力柏崎刈羽原発の再稼動を進めるため現職泉田知事の失脚までたくらんだ策謀に「否」という答えが出た。そればかりか原発再稼動に反対の民意が明確になったことでも原子力村の完全敗北。これで柏崎刈羽の再稼動はさらに遠のいて東電の経営も危なくなってくるだろうけど、まあ自業自得。

爪あと

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 台風10号の爪あとは予想以上に甚大。東北、北海道で被災された方々にお見舞い申し上げます。さらに熊本では新たな地震活動も。若いときには変化変革を待望していたけれども今はただただ日々の平穏を願う。歳のせい、だけではないと思う。

 3.11当時、首相補佐官だった寺田学氏の回想を今日始めて読んだ。現役の政治家であることを差し引いてもこれは重要な歴史的資料になるんじゃないか。ドキドキしながら一気に読んだ。必読です。5年前の記憶の全て

伊方原発再稼動

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 四国電力伊方原発3号機が再稼動。ここは中央構造線活断層帯の上に位置しており、しかも4月には熊本で震災が続いたばかり。災害時の避難計画は置き去りのまま、安全は神頼み。電力は原発なしでも十分余っており、再稼動はただただ電力会社の赤字回避のため。もうこれ以上何を言ったらいいのか。

パロマレス

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 古本屋でふと目に留まった一冊。逢坂剛といえば「カディスの赤い星」以来だ。梅雨のうっとうしい時期に長編の読み物が欲しいなと思っていたところだったのでちょうど良かった。
 時は冷戦期の1966年1月、スペイン南部の小さな村パルマレス上空でアメリカ空軍のB-52爆撃機が空中給油機と衝突墜落し搭載していた4基の水素爆弾が地上に落下するという事故から始まる。これってフィクションではなく本当に起きた事故を題材にしてるんだな。検索したらいくつも出てきた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/パロマレス米軍機墜落事故
https://youtu.be/FgWCvpm_2rE
 幸いなことに核爆発は起きなかったけれども格納容器が破損して中の核物質(プルトニウム)が周辺に飛散した。

 遠いスペインの事故と思って安心してはいけない。日本の近海にも水爆が一個沈んでいる。これも検索してみたけど1965年12月、場所は喜界島の沖。米空母タイコンデロガから戦闘機が一機、水爆を積んだまま海中に落下。水深が5千メートルもあるため捜索もされずそのままになっている。水圧と腐食で容器がいつまでもつのかな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/タイコンデロガ_(空母)
 冷戦が終わったとはいえ核の時代は続いている。


高浜原発運転差し止め

 本日、大津地裁で高浜原発3、4号機の運転差し止め仮処分決定。
 強引に再稼動を進めてきた関西電力だけど、社内にも実は内心ほっとしている人がいるんじゃないかな?止めたほうがいいと思いながらも組織の中では自分の意見を表明できないでいる人が。個人より組織優先、といえば聞こえはいいけれども、要するに誰も責任を取りたくないということでもある。これが日本型組織の一番ダメなところだろう。個人が個人として生きてない組織は内側から腐っていく。
 「サマータイムブルース」を含むRCサクセションの「COVERS」は1988年キティレコードから発売された。当初は所属していた東芝EMIから発売される予定だったものが親会社である東芝(原発企業)からのクレームで発売中止になったもの。いきさつはこちら
 あれから28年。いまや東芝は不正会計と原子力事業の不振で会社消滅の危機にある。栄枯盛衰、驕れるもの久しからず。

ハインリッヒの法則

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 ひとつの重大事故の背後には、29の軽微な事故があり、さらにその背後には300の異常が存在するというハインリッヒの法則
 一次冷却水漏れ事故を起こした後、強引に再稼動したばかりの高浜原発4号機だけど早くも今日、緊急原子炉停止。これは危ない。

再稼動

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 関西電力高浜原発4号機再稼動。5年目の3.11を前にしての再稼動、しかもこの4号機は20日に一次冷却水漏れの事故を起こしたばかり。
 いっぽう東京では東京電力旧経営陣3人の強制起訴が決定。
 さらに東京電力は原発メルトダウンの判断基準がマニュアルの中に書かれていることを5年間隠していた。ひとつの言葉の持つ力は大きい。直ちに公表されていればどれだけの人が被爆を免れたことか。これも犯罪ではないか。