Toumani Diabaté

 土曜日の朝、ピーター・バラカン氏のFMを聴いていたらコラの音色が流れてきた。珍しいなと思って聞いていたらなんとトゥマニ・ジャバテの追悼特集だった。繊細で華麗、西アフリカ、マリのコラの名手。このブログでも何回か紹介してきた。好きな音楽家がまた一人、、、合掌

ショスタコーヴィチ 5つの小品

 ショスタコーヴィチは交響曲しか聴いたことがなかったけどこんな曲も書いていたんだな。ユダヤ人ではないはずなのにどこか東欧クレズマーの雰囲気を持つ佳曲集。会場はアメリカのカーティス音楽院。神童(神嬢?)と呼ぶべき吉村ヒマリさんが第二バイオリンを弾いている。

Jagjit & chitra Singh

 しばらくYouTubeの埋め込みができなくなっていたけど今日試してみたらできるようになっていた。設定は何も変えてないのだけどWordPress(ブログソフト)のほうでセキュリティレベルが変わったのかもしれない。
 そういうわけで久しぶりにYouTube音楽。最近気に入っているものを備忘録的に載せていきたい。
 これはインドの夫婦デュオ、ジャグジート&チトラのポップなナンバー。歌詞が分からないのが残念だけどもしかすると映画音楽かもしれない。揺れるようなリズムに乗せたメロディーは日本の昭和歌謡を思わせる。

A Trace of Grace

 アゼルバイジャンの歌手アリム・カシモフの名唱。数日来何度も聞いている。これも人間の声の極致といえるのではなかろうか。
 ブログ内に埋め込みができないようなのでYouTubeへのリンクを追加。
https://youtu.be/cHkXM-i_1MU

 中村哲さんの棺が今日福岡空港に到着したとのこと。長い間お疲れさまでした。どうぞ安らかにお休みください。

カノン

 これも仕事中によく流している曲。よく知られているパッヘルベルのカノン。これが延々と繰り返し1時間続くけど不思議と飽きない。もちろん演奏の良さもあるだろうけどその前に曲の構造に秘密があるような気がする。憂愁の中に深く沈んでいき最後にふわっと解き放たれるイメージ。
 いつかまた何かの楽器を始めることがあったらこのコードで延々とアドリブをやってみたい。一人でも楽しめるし何人かそろえばカノンアンサンブルができる。

JAGJIT SINGH LIVE IN CONCERT

 ジャグジート・シンの2001年ボンベイ(ムンバイ)でのコンサート。このごろ仕事中によく聞いている。約2時間近くあるが最初から最後まで名曲、名唱、名演の連続で飽きることがない。ただひとつだけ残念なのは言葉が分からないこと。おそらくヒンディーだと思うけど素養がないのでちんぷんかんぷんなのだ。誰か訳してくれないかな?

Liquid Days

 長いこと探して見つからなかったCDがYouTubeの中にあった。「Songs from Liquid Days」フィリップ・グラスの1986年の作品。歌詞はポール・サイモンやデビッド・バーン、リンダ・ロンシュタットなどが書いている。霧の夜に良く似合う。詳細はこちら。ジャケットの写真はメイプルソープなんだな。

Lamine Konte

 古いCDの山を整理していたらセネガルのコラ奏者ラミン・コンテのCDが3枚出てきた。CDの裏には購入した日付を書いていてそれを見るとどれも1990年だった。おそらく渋谷のタワーレコードあたりで買ってきたのではないかな。この曲が入っているのはフランスのARIONレーベルから出ているもので初出は1975年。この曲は珍しいアフリカンワルツだけどほかにも音楽的なアイデアがぎっしり詰まっていて再びマイブームになりそうな予感。

ノーチラス

 高校の同級生K君から預かっているB&Wのノーチラス。ちょっと余裕ができたのでセッテイングしてみた。以前はおとなしい印象でどんな音源もそつなくこなす万能選手のイメージだったけど今回は違った。なにより響きの良さと完成度の高さに脱帽。例えて言えばバイオリンやチェロ、ピアノなどのアコースティック楽器に近い。環境が変わればこれだけ違ってくるんだな。そういうわけで今日は古いCDを段ボール箱から引っ張り出してあれこれ聞き比べている。