魚は頭から

 自分が生まれ育ったこの国がここまで無残に愚かしく落ちぶれていくのを見るのは辛い。
 官庁の中の官庁とまで言われてきた財務省で公文書の書き換えが明らかになった。さらにはそれを国土交通省も知っていたことも。そしてさらになんと会計検査院までもがとっくに気づいていながら今日まで何もしなかったことも判明。
 国は言葉で成り立っている。極端なことを言えば国は言葉で人を殺すことさえできる。たとえば死刑判決。国の言葉はそれだけの重みを持つ。その言葉を役人が官庁挙げて改竄、偽造するなんて。改竄個所を見ればそれが何のための誰のための改竄だったのかは明らかだ。魚は頭から腐っていく。まだ間に合うだろうか。

山焼き

 朝は快晴だったのに昼前からみるみるスモッグのような白い雲。霧ではないし何かおかしいなと思っていたらそのうち空から黒いものが落ちてきた。よく見たら植物の燃えカスみたい。これは近くで山火事かな、と思ってちょっと緊張したけどニュースを見てもそんな情報は全くなし。で、行政のページを見たら山焼きだって。自衛隊の東富士演習場。今日は天気が良くおまけに風もなかったので山焼きにはちょうど良かったんだろう。しかしすごい煙。

弥生

 三月の始まりは春の嵐。これって春一番なのかな?気温も高く日差しも強い。季節がいきなり入れ替わったようだ。今日は東大寺のお水取りの初日でもある。最後に行ったのはいつ頃だったろう。また行きたいと思いつつ、いまだに果たせていない。

ツグミ?

 今日はまた新しいお客さん。羽は茶色で白い眉が一本、胸から腹にかけて白と黒のまだら模様。検索したらツグミのようだ。北からの渡り鳥。この体で数千キロを飛んできているわけだ。オリンピックの選手もすごいけどこんな身近なところにも奇跡的なアスリートがいっぱいいるんだな。

ウソ?

 予報どおり夕方から雪。短時間で降り止んだけどうっすらと白く積もっている。そんな中、下の桜の木に野鳥のお客さん。10羽ほどで雪宿り?してるみたいだった。全身が黒とグレーで咽喉の周りが赤。検索したらどうやらウソみたいだ。桜の新芽が好みとか。

若芽

 早いもので二月ももう半ば。月初めには大雪に見舞われたけどここ数日は暖かい。山の雪もだいぶ融けてきて桜の若葉がフライング気味に開き始めている。まだまだ寒い日は続くだろうけど少しずつ春の気配も感じられるようになってきた。