高感度2

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Nikon D800 + Nikon 50mm/f1.8G

 高感度性能が高いということは暗闇に強いということ。使い始めたころは暗視カメラ、暗視スコープといった軍事・セキュリティー方面の技術を連想してしまった。これは軍事への転用あるいは逆に軍事技術からのフィードバックの可能性もあるのではなかろうか。ちなみに戦前の日本光学は海軍御用達の光学機器製造会社。陸軍は東京光学。

辛夷

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 雨が止んだのでちょっと下の店まで買い物に出かけたところが帰り道でまた降られてしまった、あらら。小雨に濡れながら歩いていたら街灯のそばが普段より明るい。辛夷が咲き始めていたんだな。雨に濡れても寒さは感じない。もう春だ。

なでしこ

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 女子サッカーのオリンピック予選。日本1-2中国。どうも頭と体がちぐはぐな印象を受けたな。プレッシャーなのかコンディションのせいなのか分からないが、まあスポーツではよくあること。とはいえ各国チームのレベルが上がってきているのも事実。それに日本チームは世代交代がうまく進んでないようにも思える。女子サッカーの将来は厳しいな。

雅楽の奈良を歩く

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 3月1日、今日から東大寺二月堂でお水取りの本行が始まる。古い記憶をたどれば今から28年前の1988年に一度だけ見に行ったことがある。日吉館を深夜に起き出して歩いていったな。見学者は十数人ほどで寒かった。今では交通規制が布かれるほどの混雑だとか。隔世の感がある。
 このときはオリンパスのXA4というコンパクトカメラを携行していて暗闇の中の修行僧の動きを撮影していた。余裕ができたらネガを探してみよう。

 「雅楽の奈良を歩く」は雅楽という切り口で奈良の魅力を伝えてくれるガイドブック。雅楽の歴史やさまざまな楽器から往時の音楽をしのびつつ奈良を歩く、という楽しみ。発行はパオ出版。毎度お世話になってます。刺激ももらってます。
 奈良はいつでも行きたいけど今度機会があれば12月の春日大社「若宮おん祭り」のころに行ってみたい。もちろんこの本を持って。

ハインリッヒの法則

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 ひとつの重大事故の背後には、29の軽微な事故があり、さらにその背後には300の異常が存在するというハインリッヒの法則
 一次冷却水漏れ事故を起こした後、強引に再稼動したばかりの高浜原発4号機だけど早くも今日、緊急原子炉停止。これは危ない。

再稼動

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 関西電力高浜原発4号機再稼動。5年目の3.11を前にしての再稼動、しかもこの4号機は20日に一次冷却水漏れの事故を起こしたばかり。
 いっぽう東京では東京電力旧経営陣3人の強制起訴が決定。
 さらに東京電力は原発メルトダウンの判断基準がマニュアルの中に書かれていることを5年間隠していた。ひとつの言葉の持つ力は大きい。直ちに公表されていればどれだけの人が被爆を免れたことか。これも犯罪ではないか。

ゲティンゲン

 EUの歴史をたどっているうちにバルバラの歌に出くわした。懐かしいなあ。レコードの時代によく聴いていた。当時はジャケットの写真しかなくてどんな人なのか分からなかった。YouTubeはありがたい。
 この歌の歌詞や背景についてはこちらのブログが詳しい。世界を変えた歌(2)ゲッティンゲン

シャルリとは誰か?

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 今から一年余り前の2015年1月7日、パリのシャルリ・エブド誌の編集部が襲撃された。
 この事件をきっかけにフランス国内に排外主義のうねりが集団ヒステリーのように広がり自由、平等、博愛の国が一夜にして不自由、不平等、排外の社会へと変貌していく。
 エマニュエル・トッドの新刊はフランス社会のその変化の背景を宗教の衰退と格差の拡大にあると説く。

 まだ読みかけだがこの指摘はことごとく日本にも当てはまりそうだ。仏教の形骸化は今さら言うまでもなく、格差の拡大はますます広がるばかり。ひとつだけ違うのは日本の場合はテロ事件ではなく東日本大震災という地震、津波、原発事故の三重災害だったこと。その後のアベ政権の誕生と閉塞した社会状況はフランスの今と通底するものがある。

暖冬

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 2年前の写真を見ていたらちょうど今頃大雪が降っていた。あの時は車も動かず家から一歩も出られなかったな。今年はまだ一度も雪景色を見ていない。これから一度くらいは降ることがあるだろうか。