カテゴリー: 植物

　太陽に向かって手を伸ばす。

　春には見事な花を見せてくれた桜の木も枯葉を落として冬支度。落ち葉の色は黄から赤までこれまた見事なグラデーション。若葉のころからほぼ10ヶ月、太陽の光を浴び続け風雨にさらされてきた。ご苦労様でした。

　神社の杉の木に寄生しているハゼ。栄養がいいのか紅葉が鮮やか。

　やはり今年の紅葉は遅れている。去年の同じ時期にはすでに真っ赤に染まっていたはず。9月からの長雨と高温は異常だったな。

　枯葉というのは形は保っていても色はすでに土に近づいているんだな。

　役割を終えた一枚の枯葉。自由に宙を舞っているように見えるが実は周りにクモの糸がある。目に見えないほどの細い、けれども強靭な何本もの糸につかまっているというか支えられているというか。

　ねこじゃらし（エノコログサ）の写真を拡大してみたら種がびっしり。いや、種というか実というか。もう少し大きかったら食料になったかも。

　楓（もみじ）の枝の間から顔を出している竹とんぼのような種子。これらが風に乗って飛び立つのはいつごろだろう。できれば飛び立つ前に採取して種から育ててみたい。親木の素性も良さそうだしいい鉢植えができそう。